キラリ東温この人なう No.101 輝く人にインタビュー

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■「悔しさを原動力に」
おじいちゃんの甲子園大会　優勝
野球選手　金指　巖(Iwao　Kanazashi)さん(横河原)

ボールが勢いよく球場で飛び交う。シニアの全日本大会の予選に挑む金指巖(いわお)さんは61歳。昨年度、おじいちゃんの甲子園大会で優勝。金指さんの所属するチームは3チーム。休みの日はほとんど大会に出るなど、野球漬けの日々を送る。
50代が中心に出場する大会にも金指さんは積極的に参加する。「自分が立ち上げた松山MACは50代後半のメンバーが多い。私は一番年上ですが、試合に出場します」と話す金指さんの試合出場への思いは強い。「高校時代、県大会での準決勝、9回表で逆転され甲子園への夢は断たれました。それから、しばらく野球から離れていましたが、もう一度やってみると本気でやりたいという気持ちが強くなってきました」
「原動力は高校時代の悔しさ。今も野球をしている仲間たちの中にはこれまで悔しい思いをしている人も多い。高校で成し遂げられなかった夢を、大人になった今叶えたい」
プレーヤーとして「生涯現役」を目指す金指さんの今後の活躍に期待したい。