世界的にも珍しい発酵茶である石鎚黒茶。今では市内の3団体が製造するのみですが、手間暇をかけた伝統的な製法が維持されていることが評価されました。西条市では初、愛媛県では2例目の重要無形民俗文化財の指定となります。
■製造者の声
▽石鎚黒茶さつき会
会長戸田久美氏
これまで作り続けてきた先人たちの努力や、多くの方々の支援のおかげだと感謝しています。思いを受け継ぎ、活動を続けることが技術の継承に繋がっていくと考えます。
▽障害者事業所ピース
施設長 日野哲也氏
大変うれしいのと同時に、大きな責任を伴うということでプレッシャーもあります。製造技術を後世に伝えていく上で、今回の指定は大変ありがたいと思っています。
▽就労継続支援B型事業所
Visee理事長 篠塚忍氏
技術の継承について大きな責任を強く感じています。今回の指定が励みになり、施設利用者の方たちは、より積極的に仕事に取り組んでくれるようになりました。
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