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自治体の皆さまへ

刈谷の輝く人

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愛知県刈谷市

刈谷にゆかりのある輝く人を紹介します!

※輝く人からのメッセージ(動画)
(本紙3ページの二次元コードをご参照ください。)

■気象の専門家 刈谷市気象防災アドバイザー 早川和広(はやかわかずひろ)さん
プロフィール:
泉田町在住、66歳。令和4年、気象庁より気象防災アドバイザーの委嘱を受ける。
アドバイザーを務める傍ら、愛知工業大学地域防災研究センター客員研究員として、学生やベンチャー企業の相談にも対応。

▽災害対応をバックアップ
「最新の予測資料を毎日小まめに確認し、大雨が予想される場合は事前に市に報告することで、災害対応が遅れないように注意したい」と話すのは、昨年10月より本市の気象防災アドバイザーに就任した早川さん。
気象防災アドバイザーは、大雨が予想される際、地域の特性を加味しながら予測資料を分析し、情報提供するなど、市の災害対応を支える存在です。また平時には、気象に関する講話などを行い、市民の防災意識向上を図ります。

▽長年の経験を生かして、災害発生を予測
早川さんは令和3年に退職するまでの間、気象庁や全国各地の気象台で勤務しました。「職員になる前は、晴れ時々曇り所により雨だなんて都合が良いなと思うほど、天気に興味がなかった」と笑って振り返ります。しかし、同級生の誘いを受けたことがきっかけで就職。平成17年から19年にかけて取り組んだ、土砂災害警戒情報の全国展開が一番大きな仕事だったと話します。
現在は刈谷市気象防災アドバイザーとして、気象庁が数時間おきに算出する予測資料を確認し、大雨をもたらす暖かく湿った空気塊が市内に入ってこないか分析するなどして、降水量を予測します。また、境川・逢妻川・猿渡川の水位上昇が浸水害発生に影響することから、上流域にある市町の気象情報を確認して、本市での災害発生の可能性を見極めます。

▽日頃から備えを
「災害は繰り返されるので、日頃から気を緩めず、災害はどこでも起こり得ると危機意識を持ってほしい」と早川さん。市民向けの講話や市職員のスキルアップにも積極的に取り組みたいと抱負を話しました。

◆輝く人の原動力
▽仕事前の腹ごしらえ
豚骨しょうゆのスープが絶品。チャーシューもおいしいです。

▽遊びに来る子どもの笑顔
週に数日は、市交通児童遊園の臨時職員として勤務しています。
安全に楽しんでもらえるように、気を配っています。

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