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令和5年度市長施政方針(1)

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愛知県半田市

2月20日(月)から開催された「令和5年第1回半田市議会定例会」の冒頭において、久世市長が示した施政方針の一部を掲載します。

長期化するコロナ禍において、さらにウクライナ情勢などの影響による物価高騰も続いており、依然として市民生活や事業活動に影響を及ぼしております。これまで、ワクチン接種、地域振興券の発行、水道基本料金の減免、キャッシュレス決済ポイント還元事業、子育て世帯や低所得者世帯への支援などコロナ対策を行いながら、社会経済活動を動かし、市民や事業者の生活を守るため、様々な支援策を実施してまいりました。今後も国や県が行う支援策を考慮しつつ、本市の状況を把握し、ウィズコロナ、アフターコロナの生活スタイルを見据え、適時適切に対応してまいります。

さて、本市は昨年10月に市制施行85周年を迎えることができました。これまで、まちづくりにご尽力いただいた先人の皆様を始め、半田を愛し住みよいまちをともに築いてくださった市民や事業者の皆様、本市の発展にご貢献いただきました全ての方々に、改めて心から敬意を表するとともに感謝を申し上げます。先人たちが、築き、受け継いできたこの半田市をさらに発展させ、次世代に引き継ぐことは、私たちの責務であります。この先、90周年、100周年の半田市が今以上にすばらしいまちとなるよう、新しい歴史を市民とともに積み重ねてまいります。

市長就任以来、職員に対して、「失敗を恐れずチャレンジしてほしい、時には、完璧でなくても行動に移し、それから修正していくやり方も必要」と伝え続けております。常に向上心をもって、より良い方向へと変革し、困難な事案に対しては、やれる可能性を探し出し、市民とともに現実のものにつくりあげてまいります。職員とともに『チャレンジあふれる都市・はんだ』の実現を目指すことで、市民が幸せを実感でき、未来に希望を持てるまちとなるよう、全力で市政運営に取り組んでまいります。

半田市長 久世孝宏

◎市長施政方針全文
※詳細は広報紙2ページのQRコードをご覧下さい。

■特に力を入れる4つの取り組み
◯1
・「第九回はんだ山車まつりの開催」
はんだ山車まつりは、テーマを「慶(よろこび)」と定め、市民、山車組、経済界、行政が総力を挙げて取り組み、大成功に導くことで、コロナ禍を乗り越えた慶びを皆で分かち合いたいと思います。

・「新美南吉生誕110年記念事業」
新美南吉生誕110年記念事業は、市民がより一層、南吉文学に親しめるよう、また、全国から南吉ファンを半田市に迎えられるよう、市民や企業、団体と連携しながら年間を通して記念事業を展開します。

◯2
・「幸せになるための教育」
これからの時代を担っていく子どもたちには、自分自身の判断基準で物事を見極め、行動していく力を養うことが大切であり、その判断基準となるのが「幸せ」だと考えます。子どもたちが、自分の幸せ、周りの幸せについて、真剣に考え、行動につなげられるよう、令和5年度から、各学校や教員が主体的に考え、授業や行事などで幸せという視点を取り入れるなど、自由に進めていく形で幸せになるための教育を実施します。

◯3
・「中心市街地の活性化」
中心市街地は、そのまちの顔とも言われます。中心市街地が活性化し、魅力あるエリアになることは、市全体の活気につながります。まちづくりに必要となる拠点の整備なども視野に入れ、官と民による中心市街地の活性化に取り組んでいきます。

・「6次産業化を通じた農業者支援」
6次産業化農業者支援では、グループワークの開催や個々に必要な支援・アドバイスを行い、農業者の自立を目指します。半田市と自園の魅力を発信できる地域プロデュースの視点を持った「語れる農家」を増やすとともに、農業者間や地域との連携を進め、本市を中心とした知多半島の「食・コンテンツ」が、大都市や世界で通用する商品となることを目指していきます。

◯4
・「DXの推進」
「いつでも」「どこでも」「簡単」「便利」なデジタルシティ・半田の実現を目指します。
自治体DXを加速させ、市民生活をより良いものへと変革していきます。
行政手続きについて、パソコンやスマートフォンで可能な手続きの全てのオンライン化を目指します。子育て・教育分野でも、デジタル化を加速していきます。令和5年度には、子どもの健診記録、予防接種記録などの管理ができる母子健康手帳アプリを導入します。

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