令和5年度当初予算 変革を加速する予算(1)

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■一般会計
令和5年度当初予算の税収については、堅調に推移しており、対前年度比3.1%増の242億3,944万1千円で、予算規模は過去最大の448億1,000万円、対前年度比16億5,000万円、3.8%増となります。
これは、第7次半田市総合計画に掲げた将来都市像である「チャレンジあふれる都市・はんだ」の実現に向けて、令和4年度に蒔いた種を芽吹かせ、大きく成長させるために、「変革を加速する予算」と位置付け、必要な事業を予算化しています。
特に、将来を担う子どもたちへの投資、行財政の基盤となる経済対策には重点的に取組みます。令和4年度に立ち上げた教育・経済分野における会議体からの提案を具現化していくことで、将来にわたって住み続けたい半田市に成長する変革を加速していきます。
さらに、令和5年度は、第九回はんだ山車まつりおよび新美南吉生誕110年の年です。市民の皆さんとともに半田市を盛り上げていきます。

◎令和5年度　当初予算規模(一般会計)
448億1,000万円

・民生費
老人福祉費、児童手当など福祉に係る費用
・教育費
小・中学校や生涯学習など教育に係る費用
・土木費
道路、河川、公園の整備費などインフラ整備に係る費用
・衛生費
各種検診費、ごみ処理費など衛生に係る費用
・総務費
庁舎管理、情報システムなど総合的に係る費用
・商工費
商工業や観光の振興などに係る費用
・公債費
市が借りたお金の返済に係る費用

■特別会計
特別会計とは、特定の事業を一般会計と区別して処理するための会計です。
7つの特別会計の予算額合計は238億8,549万6千円で、対前年度比2.9%の増となります。まちの基盤づくりとして、乙川中部土地区画整理事業、JR半田駅前土地区画整理事業を実施するほか、国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業の医療、保険事業などを実施します。

■企業会計
企業会計とは、地方公営企業法が適用される公営企業の会計で、半田病院事業、水道事業、下水道事業があり、令和5年度は、新病院建設にともなう工事費等の増加により、3つの企業会計の歳出合計は、376億1,795万9千円で、対前年度比35.7%の増となります。
一般会計、特別会計、企業会計を合わせて、半田市全会計の予算総額は、1,063億1,345万5千円で、対前年度比13.0%の増となります。

◎歳出性質の説明

◎令和5年度予算規模(会計別)

■地方債残高
地方債残高については、新学校給食センターや新病院の建設事業などにより、令和5年度末には土地開発公社分を含めた全会計合計で、前年度に比べ、約113億円増の約389億円となる見込みです。今後も、公共施設の更新等が控えているため、適正な規模で地方債を発行し、健全で持続可能な財政運営に努めます。

◎地方債残高の推移

問合せ：財政課
【電話】84‒0617