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自治体の皆さまへ

右側も左側も、歩かない!走らない!エスカレーターは、「立ち止まって利用」が義務になります!

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愛知県名古屋市

政令指定都市初! 市内でエスカレーターを利用される皆さまの安全の確保を図るため、「名古屋市エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」を制定し、2023年10月から施行します。

■市長からのコメント
エスカレーターは気をつけて乗らんと危にゃあよ。安全に楽しく街を歩いていただくためにも、あわてずに立ち止まってちょうよ!
名古屋市長 河村たかし

■想像以上に危ない事故の現状
□「急いでいるから」「他の人に迷惑は掛けていないから」といって歩いたり、走ったりしていませんか?
約6割の方がエスカレーターで「人やかばんなどがぶつかり、危険と感じたことがある」と回答しています。
出典:一般社団法人日本エレベーター協会による「エレベーターの日『安全利用キャンペーン』アンケートの集計結果について(2022年度)
・振動でエスカレーターが緊急停止し、事故につながることがあります。
・転倒に至らなくても、接触などにより怖い思いをされている方がいます。

□全国でエスカレーターでの事故が1,550件発生(2018年から2019年まで)
エスカレーター事故の原因の51.9%を「乗り方不良」が占めています。
出典:一般社団法人日本エレベーター協会による「エスカレーターにおける利用者災害の調査報告(第9回)」より
乗り方不良の内容は
・手すりを持たず転倒する(両手に荷物など)
・踏段の黄色の線から足をはみ出し、挟まれる
・踏段上を歩行し、つまずき転倒する など

■安全に利用するために
□「エスカレーターは歩かない!」という意識に変えましょう!
一人一人が意識を変えていくことで、誰もが安心してエスカレーターを利用できる社会を作ることにつながります。
エスカレーターは階段ではありません。その安全基準は立ち止まって利用することを前提としています。
・急いでいるときは、周囲に気を付けながら階段を利用しましょう!
・片側を空けることはマナーではありません。右側にも立ち止まって利用しましょう!ご協力をお願いいたします。

□誰もが安全にエスカレーターを利用できる社会を目指して
エスカレーターの安全利用促進について話し合った会議の委員長を務めました。会議では安全な利用についてさまざまなアイデアが出され、市の施策に反映されています。生活に身近なエスカレーターで事故が起こってはいけません。今回の条例を機に、皆さまのエスカレーターを安全に利用しようという意識が高まることを期待しています。誰もが安全にエスカレーターを利用できる社会になるように、一人一人が意識を変えていくことが大切です。ぜひご協力をお願いいたします。
東京経済大学 教授 小木紀親(おぎのりちか)先生

■応募してね!エスカレーターの安全な利用の促進に関するキャッチフレーズを募集中!
受付:5月17日(水曜日)まで
詳しくは市公式ウェブサイトをご確認ください。

■共通事項

問合せ:スポーツ市民局消費生活課
【電話】052-222-9679
【FAX】052-222-9678

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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