今年の住宅火災の死者数は、既に前年の合計を上回っています。夏は扇風機やエアコンなど、久しぶりに動かす電化製品が多い時期でもあり、電気火災に注意が必要です。ご自宅が火元にならないよう、身の回りが安全かどうか、今一度確認しておきましょう。
■こんな状態になっていませんか?
ひとつでも当てはまることがあれば、火災が発生する危険があります。
◇椅子や机、タンスなどの重たいものが電気配線を踏んでいる
細かい断線の起きた配線が、発火の原因に!電気配線の上に重たいものを置かないようにしましょう。
◇たこ足配線になっている・電気配線を束ねた状態で使用している
配線が熱を持ち、出火する危険大!配線は整理し、過度なたこ足配線は避けましょう。
◇古い電化製品を使い続けている
見えない部分に劣化や異常が起きており、出火する危険が!プラグが変色している、差し刃が荒れている、配線を触ったときにスイッチが入切したようになるなどの異常がある製品は、使用を直ちにやめましょう。
◇コンセントの周りにほこりがたまっている
湿気で水分を含んだほこりは電気を通しやすく、「トラッキング現象」による火災の原因に!プラグを抜いて定期的に掃除しましょう。
■住宅用火災警報器を点検しましょう!
・ボタンを押すかヒモを引くことで簡単に作動確認ができます
交換の目安は設置から10年。市内の全住宅への設置が義務化された平成20年(15年前)までに設置したものは、交換の時期に来ています。
火災の発見が遅れ、最悪の事態を招かないよう、今一度ご確認を!
・詳しくは市ウェブサイト
・消防局公式SNSでは、ほかにも役立つ情報を紹介しています
問合せ:消防局予防課
【電話】972-3559【FAX】972-4196
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