~7月は再犯防止啓発月間・社会を明るくする運動強調月間~
名古屋市で罪を犯して検挙された方(刑法犯)のうち、実に半数以上が以前にも罪を犯した方でした(令和4年)。犯罪を繰り返す方たちは、本人だけに問題があるのではなく、社会に復帰することが困難な事情を抱えている場合があります。
・お金がない
・住まいがない
・頼れる人がいない
・高齢
・厳しい成育環境
・障害
・病気
こうした方が孤立することなく、地域住民の一人として安心して生活していくには、地域社会によるサポートが必要です!
■市では、立ち直り支援コーディネート機関において、次のようなサポートをしています。
Case1 住まいのない高齢者
社会から孤立し車上生活となり、万引きなどの犯罪を繰り返している。
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身寄りのない高齢者でアパート探しが難航。コーディネーターが関係者と連携し、住まい探しや債務整理、引っ越し後の見守り体制を確保するなど支援。今では住まいが見つかり、落ち着いた生活を送っている。
Case2 頼れる人のいない生活困窮者
アルコールなどに依存し、酩酊(めいてい)状態で他人の敷地に入るなどを繰り返している。過酷な成育環境で育ち、頼れる人がいない。
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釈放後、生活保護申請・就労相談に同行。断酒会への参加を促したり、精神障害者保健福祉手帳の取得を支援するなど粘り強く伴走を続けている。
立ち直ろうとしている方たちへの理解を深め、社会全体で見守っていきましょう。
■立ち直りに関して相談したい方はこちら
◇市立ち直り支援コーディネート機関
日時:祝休日を除く月曜日~金曜日、午前9:00~午後6:00
問合せ:市立ち直り支援コーディネート機関
【電話】253-9733【FAX】253-9734
■立ち直りをサポートしたい方はこちら
◇法務省名古屋保護観察所
問合せ:
保護司など【電話】951-2947
協力雇用主【電話】951-2941
問合せ:スポーツ市民局地域安全推進課
【電話】972-3124【FAX】972-4823
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