大府市×ポート・フィリップ市 姉妹都市提携30周年(1)

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平成5(1993)年11月に姉妹都市提携を締結した、大府市とオーストラリアのポート・フィリップ市。今年11月に30周年の節目を迎えるにあたり、8月19～23日に、岡村秀人市長・鷹羽琴美議長・大府市国際交流協会山田惠子会長により結成された30周年記念公式訪問団が、ポート・フィリップ市を訪問しました。今回の特集では、市で開催する記念事業や、訪問の様子を紹介するとともに、これまでの両都市の交流を振り返ります。

■ポート・フィリップ市(2022現在)
人口：約10万4000人
面積：約21平方キロメートル
位置：
ビクトリア州の州都メルボルンの南側
ポート・フィリップ湾に面した都市
市長：ヘザー・クンソロ(現在1期目)
主な産業：不動産業・観光業

■大府市(2023.9現在)
人口：9万3015人
面積：約33.66平方キロメートル
市長：岡村秀人(現在2期目)
主な産業：製造業

◆Commemorative events　姉妹都市提携30周年記念イベントのご案内
○ミモザの記念植樹
ミモザの植樹を行います。
日時：10/31(火)10：00～10：30
場所：大府みどり公園内のポート・フィリップ園

○交流のあゆみ　写真展
これまでのポート・フィリップ市への訪問を振り返る写真展を開催します。
期間：11/14(火)～20(月)
場所：市役所1階市民健康ロビー

■姉妹都市提携30周年記念　ポート・フィリップ市公式訪問
30年に及ぶ交流によって築かれた信頼関係。8月19～23日、市長をはじめとする公式訪問団が、ポート・フィリップ市(以下「ポ市」)を訪問し、両市はより一層固い絆で結ばれました。

◆Ceremony and Discussion　姉妹都市提携30周年記念歓迎式典・姉妹都市会談
○Port Phillip City　クンソロ市長
30周年を記念して、皆さんをお迎えすることができ、とても光栄です。大府市と長い間育んできた姉妹都市関係の絆をとても誇りに思います。

○Obu City　岡村市長
さまざまな交流事業を重ねて30周年を迎えることができました。今後も、これまでに培った友情と信頼がより一層深まることを願っています。

姉妹都市会談には両市長・市議会議長が出席し、市で実施する30周年記念事業の紹介や、今後の新たな交流事業などについて話し合いました。

歓迎式典では、中学生海外派遣事業でポ市に滞在していた中学生が「南中ソーラン」を披露しました。

◆歓迎式典でのプレゼント交換
○From Obu
市内の鈴木バイオリン製造(株)で制作され、市の花「ツツジ」とオーストラリアの国花「ミモザ」を小島加奈子さん(市出身の画家)が描いたバイオリンを贈りました。

○From Port Phillip
先住民の画家が描いた絵画と、両都市の庁舎間の距離を示したストリート・サイン(標識)を頂きました。

◆Observation　ポート・フィリップ市庁舎視察
受付窓口や事務の様子、アートスペース、議事堂などを視察しました。

◆Tree Planting　オオサカズキの記念植樹
セント・キルダ植物園内の日本風庭園で、オオサカズキ(カエデ)の記念植樹を行いました。

○「OBU STREET」
庁舎内のアートスペースには、これまでの交流で市からポ市に贈呈した版画などの記念品が、市民がいつでも鑑賞できるよう展示されています(写真・鈴木幹二氏の作品・本紙参照)。

○園内の灯籠
日本風庭園には、姉妹都市提携20周年の時に、市から贈呈した「灯籠募金」により建てられた灯籠や、ポ市からの感謝をつづったプレートが設置されています。