おともだち、たくさん 新しくなった 吉田保育園

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■笑顔いっぱい　新しい園舎
2023年4月、旧吉田保育園と米田保育園が統合し、新しい吉田保育園が誕生しました。
緑豊かな丘陵地に溶け込んだ平屋建てで、誰もが使いやすい施設レイアウトの新園舎。
南面採光を確保した保育室をはじめ、太陽光発電設備や防犯カメラの設置など、保育環境や安心安全に配慮した建物になっています。
さらに、子育て支援も充実させるため、一時的保育事業を実施し、地域の子育て拠点としての機能も備えています。
今回の特集では、149人(2023年4月1日現在)の園児たちが新たな生活を始める新「吉田保育園」を紹介します。

■思い出いっぱいの園舎とお別れ
新「吉田保育園」の開園の裏では、長い間地域に根差し、多くの園児たちの健やかな成長を見守り、支え続けてきた横根保育園(築52年)・共長保育園(築49年)・旧吉田保育園(築49年)・米田保育園(築48年)の4つの園舎が、3月31日をもって、その役目を終えました。

■たくさんの愛に包まれてきた園舎
卒園する年長さんとのお別れ会。
およそ半世紀の歴史ある保育園での最後の卒園式。
卒園した人や地域の人たちを招いた閉園式。
たくさんの人たちに愛されてきた園舎での最後の様子を写真で振り返ります。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■2園を統合し、広々とした園舎に
市では、大府市児童福祉施設等再編計画に基づき、公立保育所運営の効率化を図るため、計画的な施設の配置・整備を進めています。
旧吉田保育園と米田保育園については、地域の保育需要に対応するとともに、持続可能な保育運営を行うため、両園を統合し、新設保育園を建設することになりました。
新園舎は、太陽と木の温かみを感じられる建物へと生まれ変わり、子どもたちに安らぎと安心を与えます。

■保育士の意見満載、充実した保育環境
令和2年度から事業に着手し、旧吉田保育園と米田保育園の中間地点となるよう建設候補地を検討し、大府南中学校の北西に建設しました。
建設にあたり、保育士を中心としたプロジェクトチームを結成し、保育士の目が届きやすく、保育のしやすい施設を目指して、何度も打ち合わせを重ねてきました。

■新しい保育園は工夫がいっぱい　おすすめポイントを紹介
POINT01…平屋建てで南面採光を確保した保育室
POINT02…多様な子育てニーズの対応として、10月から一時的保育事業を実施
POINT03…文字がかわいい　見ていてほっこりする案内板
POINT04…太陽光発電設備・防犯カメラの設置など、安心安全に配慮
POINT05…旧吉田・米田保育園の卒園児が制作したタイルの手洗い場
POINT06…自然光が降り注ぐ明るい保育室は、一目で見分けがつくよう、壁を色分け
POINT07…遊戯室の舞台から給食室が見え、全ての調理工程を見学できる
POINT08…市公式マスコットキャラクター　おぶちゃんが、子どもたちをお出迎え
POINT09…ガラス建具により、見通しの良い空間

■地域で愛される保育園になってほしい
園長　高嶺典子
新しい吉田保育園は、日頃から子どもたちと向き合う保育士の意見がたくさん反映されています。安心安全に保育しやすい環境となるよう、細かいところまで何度も打ち合わせを重ねてきました。特に、遊戯室の舞台からは給食を調理している全工程が見えるようになっており、食育につながるよう工夫しています。
建物は平屋建てで見通しが良く、事務室から子どもたちの様子が見渡せます。中学校と近く、散歩中に生徒の皆さんが手を振ってくれて、地域の温かさも感じられます。
旧吉田保育園と米田保育園は、これまで多くの地域の皆さんに支えられてきたので、新しい吉田保育園も地域の皆さんから愛される保育園になってほしいと思います。

問合せ：幼児教育保育課
【電話】85-3895