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市長の一言 No.49

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愛知県大府市

■『100年後に届けたいコロナの記憶』
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ5類に引き下げられ、以前の生活が戻り始めた今、感染症対策の記録を次世代に引き継ぐことを目的に「No Rain,No Rainbow 大府市新型コロナウイルス感染症対策記録誌」を発行しました。この記録誌には、感染拡大の初期対応から感染予防と日常生活の両立を図るウィズコロナまでの各段階における市独自の対策に加え、医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーや休業を余儀なくされた飲食店、活動の制限を受けた文化スポーツ団体など、地域を支えてくれた多くの方々にインタビューを行い、地域一丸となって「オール大府」で難局に立ち向かった3年間の記録を掲載しています。歴史を振り返ると、未知の感染症との闘いは幾度となく繰り返されてきましたが、約100年前に世界的に大流行したスペインかぜは、国内で38万5千人という犠牲者を出したにもかかわらず、長い間忘れられた存在でした。歴史に学ぶことは大切で、感染症対策を通じて培った経験と教訓を後世に伝える使命が私たちにはあると考えています。記録誌のタイトルは、市民の皆さんと一緒に感染拡大を乗り越え、新たな時代を切り拓いていくという決意を込めてNo Rain,No Rainbowとしました。ぜひ、ご一読ください。

日本一健康なまちへ!!
大府市長 岡村秀人

市長の一言のバックナンバーは、市ウェブサイトでご覧いただけます。

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