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〔特集〕県立小牧高等学校 創立100周年

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

小牧高校は、大正13(1924)年に旧制中学校として創立されました。令和5(2023)年に創立100周年を迎え、3万人を超える卒業生を送り出してきました。
この記念すべき年に、実行委員会の生徒が中心となって、小牧駅前周辺イルミネーションの審査やギネスワールドレコードへの挑戦など、さまざまな記念事業を行ってきました。今回は、この記念事業の一環として、令和5年11月10日に「高校生まちづくりスクールミーティング」を行いました。

■小牧高校100年のあゆみ
大正13年4月 旧制小牧中学校開校
昭和4年3月 第1回卒業証書授与式
昭和4年3月 講堂、正門竣工
昭和17年4月 小牧町立小牧高等女学校 開校
昭和21年4月 小牧高等女学校が、愛知県立に移管
昭和23年4月 小牧高等女学校が、県立小牧南高等学校に改称
昭和23年4月 小牧中学校が、県立小牧高等学校に改称
昭和23年5月 定時制課程普通科を設置
昭和23年10月 県立小牧高等学校と県立小牧南高等学校を統合
昭和24年1月 定時制古知野分校設立
昭和24年4月 総合制高等学校として新発足
昭和42年3月 旧本館、旧体育館の撤去作業開始
昭和43年8月 防音校舎全館完成
昭和44年10月 プール、体育館完成
平成14年4月 全日制普通科24学級、夜間定時制普通科4学級となる

■歴史の目撃者、講堂と門柱
小牧高校の講堂と門柱は、いずれも昭和4年に建てられました。
講堂は鉄筋コンクリート造で、正面入口や建物内部に装飾が施されています。公立高校に残る旧講堂の中でも、これほど意匠が加えられた講堂はほかにないと言われるほど、質が高く際立っています。
正門の門柱は、市内で初めて国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。講堂と同じく鉄筋コンクリート造で、主門柱と脇門柱各2本で構成されています。柱頂部にアカンサスの葉の装飾が付いています。
講堂と門柱は、いずれも昭和初期の教育施設の様相を今日に伝える、歴史的価値のある建物です。

■貴重な文化財を守るために
講堂と門柱は、建立から94年が経ち、深刻な老朽化が進んでいます。小牧高校では、この貴重な建物を100年先の未来へと引き継いでいくために、改修のための寄付を募る予定です。
詳細は小牧高校(【電話】77・1231)までお問い合わせください。

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