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自治体の皆さまへ

事前避難について理解しましょう

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愛知県弥富市

市では、地震発生後わずかな時間で浸水被害が生じる地域を「事前避難対象地域」として設定し、浸水津波ハザードマップを作成しています。事前避難について理解し、事前避難が求められた場合の対応について、ご家族で話し合っておきましょう。

◆南海トラフとは
南海トラフとは、駿河湾から九州東方沖まで続く海底の溝(トラフ)で、非常に活発で大規模な地震発生帯といわれています。南海トラフでは、過去に海溝型の巨大地震が繰り返し発生し、大きな被害をもたらしてきました。弥富市は南海トラフの東側に位置します。

◆南海トラフ地震臨時情報とは
南海トラフ地震の可能性が高まったと評価された場合に、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。この情報は、想定震源域内で異常な現象が観測された場合に、気象庁より発表されます。

▽異常な現象の種類
※詳しくは広報紙をご覧下さい。

出展:内閣府南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応ガイドライン【第1版】

◆南海トラフ地震臨時情報の発表の流れ

南海トラフの西側で「半割れ」現象が発生し、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合に、市は事前避難対象地域内の住民に事前避難を呼び掛けます!!

◆弥富市の事前避難対象地域
市では地震発生後30分以内に津波の基準水位が30cm以上となる地域を、「事前避難対象地域」としています。※津波の基準水位は地震に伴う堤防の沈下による、河川の水の流入を含みます。

◆事前避難が求められたら
一週間程度、安全な地域へ避難しましょう!!

事前避難対象地域外の親類、友人・知人宅などへ縁故避難
・地震が発生した場合、市内のほぼ全域が浸水
事前避難対象地域外にお住まいの方も縁故避難を検討してください。

市が開設する1次および2次開設避難所へ避難
・避難所は避難者による自主運営
・災害発生前のため、避難生活に必要な物品は各自で用意
備蓄品の持ち込みだけでなく、避難中や避難後にコンビニなどで購入することができます。

◆注意事項
・「半割れ」は、必ず先に西側で発生するわけではありません。
・臨時情報が発表されることなく地震が発生することもあります。
→地震が発生した場合は、通常どおりの避難行動を!!

◆緊急時避難場所の見直しについて ID:1000518
市ではこの度、既存の公共施設において緊急時避難場所の見直しを行いました。
▽見直し方法
令和元年7月30日愛知県が指定した「津波災害警戒区域」に基づき、「基準水位」と「施設の高さ」を比較し、基準水位より高い階層を追加指定しました。
今回の見直しで、今まで緊急時避難場所の指定がなかった施設や、既存の指定施設の中でも新たに2階部分が追加された施設があります。
指定施設については市ホームページからご確認ください。

「基準水位」とは、津波が建物などに衝突した際のせり上がりを考慮したもので、津波の高さを示しているものではなく、その場所で浸水する深さを示すものです。
※詳しくは広報紙をご覧下さい。

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