教育の広場

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◆広島研修
※詳しくは広報紙をご覧ください。

◆歴史民俗資料館
▽弥富の文化人
歴史民俗資料館では、弥富市から輩出した文化人の作品や関係資料の収集と調査・研究を続けています。
・服部擔風(はっとりたんぷう)(1867-1964)
明治・大正・昭和の三代にわたって活躍した鯏浦出身の漢詩人です。書家としても知られ掛軸など多くの書が残されています。日本の漢詩文化の発展に寄与し、日本芸術院賞受賞、勲四等瑞宝章受章など輝かしい功績を残しました。弥富でただ一人の名誉市民でもあります。

・加藤静児(かとうせいじ)(1887-1942)
六条出身の洋画家です。津島中学校(現津島高校)から東京美術学校(現東京芸術大学)に進み、県内だけでなく中央画壇でも活躍しました。風景画を得意とし、奈良の若草山や京都の宇治橋、長野の上高地などを描いた作品が残っています。

・市野亨(いちのとおる)(1910-1966)
馬ケ地出身の日本画家です。幼少から画才を発揮し、画家としての将来を期待されました。川端龍子の主宰する青龍会に所属し、幹部として活躍したほか、中部画壇の発展に寄与しました。得意とする鳥の絵の大作を数多く残しています。

ほかにも漢学者の宮崎筠圃(みやざきいんぽ)、洋画家の横井礼以(よこいれいじ)、日本画家の服部黙耕(はっとりもっこう)など多くの文化人がいますので、今後も文化人の作品を収集し順次公開していきます。