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自治体の皆さまへ

4月 保健センターだより(2)

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愛知県弥富市

■4月から高齢者肺炎球菌予防接種の定期接種対象者が変わります
◇対象者
(1)65歳の方(66歳のお誕生日前日まで接種ができます。)
(2)60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいのある方(身体障害者1級程度)
※既に肺炎球菌ワクチン(ポリサッカライド)の接種を受けたことがある方は対象外です。
※(2)に該当され、接種を希望される方は、市役所健康推進課へお問い合わせください。

◇案内
4月からは、65歳を迎えられた方に、順次個別通知でご案内をします。
間違い接種防止のため、誕生日の翌月上旬に発送をします。

問合せ:市役所健康推進課
【電話】内線313

◆健康増進コラム~第193回~
◇定期的にがん検診を受けていますか
日本人の2人に1人はがんに罹患(りかん)し、また4人に1人が毎年がんで命を落としています。早期発見・早期治療することで、治る可能性も高くなります。症状がなくても定期的にがん検診を受けましょう。また、「要精密検査」となった場合は必ず精密検査を受けましょう。

がん検診の受診方法3通りの受け方があります。

4月下旬に「がん検診等受診券」が自宅に届きます。
今年度受診できる検診が記入されていますのでご確認ください。
がん検診等受診券は、検診を受ける際に必要ですので大切に保管してください。

(1)個別検診
海部津島指定医療機関で受ける検診です。予約は直接医療機関になります。
(2)集団検診
保健センターで行うバス検診です。インターネットまたは電話予約が必要です。
(3)総合がん検診
海南病院で行う胃・大腸・肺がん検診がセットになった検診です。往復はがきによる郵送での申し込みが必要です。

〇詳しくは広報やとみ4月号と一緒に配布しました「令和6年度弥富市がん検診・健康増進事業のご案内」でご確認ください。

≪早期発見・早期治療で、自分の体を守りましょう≫

問合せ:市役所健康推進課
【電話】内線318

◆歯の健康講座 4月号 その500
◇ブラキシズム
ブラキシズムとは、睡眠時に行っている歯ぎしりや、日中・夜間にかかわらず無意識のうちに歯を食いしばっているかみしめなどの総称のことです。
グラインディング、クレンチング、タッピングの3種類に大きく分けられます。
グランディングは、上下の歯を擦り合わせ、ギリギリと音が聞こえるのが特徴です。
クレンチングは、上下の歯を強くかみしめる習慣で音をたてることがないため、他人に指摘を受けることがなく、症状が出るまで気付きにくいです。
タッピングは、上下の歯を細かく小刻みにかみ合わせる習慣でカチカチと音がします。
通常歯には食事や強くかんだときに一過性に力が加わるだけですが、ブラキシズムの場合は大きな力が持続的に加わるため、歯やそれを支える歯肉や骨などに強い影響が生じます。歯に関しては歯がすり減ったり、それに伴い歯がしみたり、力のかかり方によっては、かぶせ物が外れることもあります。ひどいときは歯が割れてしまうこともあります。また歯周病にかかっている歯にブラキシズムの力が加わると急速に歯肉や骨の状態を悪化させてしまいます。
ブラキシズムの原因として、かみ合わせの異常や日常生活でのストレスなどの精神的なものが考えられていますが、そのメカニズムはまだはっきりと解明されていません。夜寝ているときにギリギリ音を立てる人は周囲から指摘されるかもしれませんが、無意識下で行われるため当事者自身はほとんどの場合気付かないようです。

▽セルフチェックの項目として
(1)歯がすり減ったり、欠けたことがある
(2)歯の付け根がくぼんでいる
(3)頬の内側や舌の周辺に歯の跡がついている
(4)起床時に顎や口の周囲にこわばりがある
(5)歯肉に硬く隆起しているところがある

これらの項目に思い当たることがあればブラキシズムの可能性が高いと考えられます。
軽いブラキシズムであれば大部分の人でも認められ、必ずしも異常ではありません。大きなストレスを感じた場合などにブラキシズムが増加することがあり、強いブラキシズムが習慣化されると歯や歯肉、顎関節などのトラブルになることがあります。もし、ご自身で気になることがあれば、歯科医院を受診し、大切な歯をブラキシズムから守りましょう。

(海部歯科医師会)

問合せ:市役所健康推進課(保健センター)
【電話】内線311~318

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