議会のようす(8)

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■委員会ダイジェスト

▽文化財保護事業について
問：尾張北部環境組合のごみ処理施設整備予定地は、木を伐採せずに埋蔵文化財の試掘調査をするのか。またどの程度掘って調査するのか。
答：尾張北部環境組合が木を伐採し、更地にした後で、深さ1m程度、50カ所の試掘を実施する予定です。

▽学校管理運営事業について
問：感染対策用の空気清浄機は、どこの学校に何台購入予定なのか。
答：国の補助事業で効果的な感染対策を支援するために購入するもので、感染症に対する抵抗力が弱いと考えられる、全小学校の1年生の教室に26台、特別支援学級に35台、全中学校の特別支援学級に13台の予定です。

▽第3期子ども・子育て支援事業計画策定事業について
問：第3期江南市子ども・子育て支援事業計画の策定のためのアンケ―トは、誰を対象に実施するもので、質問項目はどのようなものか。
答：就学前と就学児童の保護者それぞれ1800人、合計3600人を対象に、保護者の就労状況、子育て支援施設の利用状況などについて調査します。

問：アンケート結果は、放課後児童健全育成事業の拡充などの施策の方向性にも反映されるのか。
答：子ども・子育て支援事業計画は、子育て支援サービスの需要の見込みを推計し、それに対する供給体制の確保方策について定める計画であり、放課後児童健全育成事業などの方向性の検討にも反映していきます。

▽放課後児童健全育成手数料収納管理システム運用事業について
問：学童保育施設全体で活用できるシステムなのか。またいつから利用するのか。
答：利用料などの収納管理は、交通児童遊園にて一括で行っており、システムは交通児童遊園事務所に導入します。また利用については、令和6年度の入所者から対応できるよう準備していきます。

▽特定教育・保育等事業について
問：特定事業・保育等事業の保育所等ICT化推進事業費補助金について、どのようなものが補助の対象となるのか。
答：保育の計画・記録、園児の登園および降園の管理、保護者との連絡、それらいずれかに関する機能を有するシステムを導入する民間の保育所などを対象に補助を行うものです。

問：公立保育園において、システム導入の予定はあるのか。
答：今後、必要な機能を有するシステムの導入を考えており、財政部門などとも検討を進めていきたい。

要望：公立の保育園においても、国の補助金などを活用しながら、システムを導入してほしい。

▽ふるさと寄附事業について
問：企業版ふるさと納税をどのような施策に活用するのか。
答：現在、企業からの寄付募集に向けて、市ホームページやパンフレットを作成している段階で、寄付を行う企業の意向を踏まえながら活用していきます。

問：ふるさと寄付金の記念品の充実についてどのように考えているのか。
答：今後は、ポータルサイトの増加に併せて電子ポイントによる返礼についても検討するなど、記念品の充実に向けて取り組んでいきます。

▽市制70周年記念事業について
問：市制70周年記念事業のスケジュールはどのようになっているのか。
答：令和5年度はキャッチフレーズを市民公募、ロゴマークを市民投票などにより決定し、その後、PR資材を作成し、周知・啓発していく予定です。

要望：過去の周年記念事業では、テレビ番組の公開収録などを実施しているので、記念になる事業を実施してほしい。

▽土地売払収入について
問：旧養護老人ホームむつみおよび旧古知野北部地区学習等供用施設を購入した事業者はどのように活用する予定なのか。
答：入札参加時に提出された事業計画書では、障害福祉事業所や介護事業所が予定されています。

▽物品管理事業について
問：インターネットオークションに出品する財産の想定はあるのか。
答：公用車のうち、軽自動車が2台、普通自動車が1台、消防の特殊車両が2台の合計5台を想定しています。

▽庁舎等改修事業について
問：照明のLED化を実施した場合、電気料金の削減分が工事費を上回る損益分岐点は約15年と聞いているが、公共施設再配置計画において市役所本庁舎は2037年度までに複合化の方針となっている。今後の本庁舎の建て替え、複合化に影響が出る可能性があるが、令和5年度に実施しなければいけないのか。
答：蛍光灯照明器具の生産が終了していることに加え、財政措置のある有利な地方債の事業期間が令和7年度までとなっていること、また、第4次江南市地球温暖化対策実行計画の目標達成に向け、公共施設の中でもエネルギー使用量の多い本庁舎について、早期にLED化に取り組む必要があるためです。

◆請願
▽布袋サマーフェスティバルの開催・運営に対する支援を求める請願書
継続審査：市としても、議会としても協力していくべきだと思うが、請願事項については引き続き検討していく必要があるとのことから、継続審査としたい。
採決結果：全員異議なく継続審査