【令和5年12月定例会一般質問】
◆委員会ダイジェスト
▽江南市事務分掌条例の一部改正について
問:ふくし部の新3課は、どのような役割を担うのか。
答:地域ふくし課は福祉の総合相談窓口や福祉政策の企画立案など、介護保険課は主に介護保険に関する事務、ふくし支援課は生活保護などの福祉サービスに関する事務をそれぞれ担当する。
問:地域ふくし課とふくし支援課の窓口について、市民にどのように周知するのか。
答:広報こうなんや市ホームページなどで、しっかりと周知・啓発を図る。
問:地域ふくし課の業務には経験豊かな人材を配置する必要があるが、市はどう対応するのか。
答:主に高齢者生きがい課や福祉課の職員など、過去に当該業務を経験している職員を配置する予定である。
▽江南市曼陀羅寺公園及び久昌寺公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について
問:曼陀羅寺公園と久昌寺公園は都市公園ではないのか。
答:両公園は都市公園ではないが、久昌寺公園については、公園整備後、久昌寺跡公園として都市公園にしていく。
▽江南市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について
問:今議会に議案を上程することは唐突であると感じるが、その理由は何か。
答:令和5年9月に名鉄から12月ごろの営業を目指して駐輪場を整備すると連絡があり、想定している必要台数が確保される見込みとなり、市が管理している自転車等駐車場を年度内に一部廃止できると判断したため。
要望:市営の自転車等駐車場について、廃止する時期と箇所を見直してほしい。
問:廃止となる自転車等駐車場利用者への周知方法はどのように考えているのか。
答:案内看板の設置、利用者へのチラシの配布、広報こうなん、市ホームページへの掲載、あんしん・安全ねっとメールやLINEにより、できるだけ早く周知する。
問:今回の名鉄の有料駐輪場の料金はいくらか。
答:現金の場合1日120円で交通系ICカード支払いの場合90円。
問:布袋駅周辺は自転車の放置禁止区域に指定されていないが、放置自転車の禁止区域内外における取り締まり方法の違いは何か。
答:放置禁止区域内における放置自転車は速やかに撤去するが、放置禁止区域外の放置自転車は警告札を付けてから7日間以上放置されている場合に撤去する。
問:布袋駅北一時自転車等駐車場はその周辺を抜け道として利用する自動車、尾北高校や布袋中学校の生徒、駐車場の利用者が重なることで非常に危険であると考えるため、残す駐車場を変える必要があるのではないか。
答:駅から比較的近い他の自転車等駐車場を残すと、そこに利用者が集中することが想定されるため、布袋駅北一時自転車等駐車場は現在設置している市営の自転車等駐車場の中で最も駅から遠いことから、利用を避けられる方も多いと考え、最も混雑が少ないと考えられる場所として残す予定。
▽委員より、布袋駅西自転車等駐車場を廃止する対象から除く、という内容の修正案が提出された。
・修正案に対する質疑
問:条例に明記のない布袋駅西一時自転車等駐車場についてはどう考えているのか。
答:布袋駅西自転車等駐車場と合わせて、布袋駅西一時自転車等駐車場も残すよう提案している。
問:議案第87号令和5年度江南市一般会計補正予算(第6号)に計上されている自転車等駐車場撤去工事費について、修正案が可決された場合、どのような対応を考えているのか。
答:廃止をしないことに伴う撤去工事費の減額分を積算することは困難であるため、補正予算に対する対応は考えていない。なお、次の3月定例会で減額補正を行うよう市に要望していく。
問:布袋駅西自転車等駐車場の土地は一年契約の借地であるが、令和6年度以降も借りることができるよう、地主と交渉したのか。また借りられる担保はあるのか。
答:地主と交渉はしていないため、担保はない。地主の意向が最優先であるため、今後、借地することができなかった場合は、代替案を考える必要がある。
問:布袋自転車等駐車場が廃止となった場合、現状利用率がほぼ100%となっている布袋駅西自転車等駐車場と布袋駅西一時自転車等駐車場に利用者が殺到し、違法駐輪などが発生する恐れがあると思うが、どのように考えているのか。
答:ある程度の利用者は駅に近い有料駐輪場に止めることが予想されるため、布袋自転車等駐車場の廃止後は検証する期間を取って、必要があれば対策を講じるべきと考える。
問:布袋駅西自転車等駐車場をどの程度の期間残すことを想定しているのか。
答:2、3カ月間程度状況を見て、地主との賃貸借契約が1年更新であることを勘案しながら検討すべきと考える。
▽損害賠償の和解及び額を定めることについて
問:交通事故を起こしたことについてどのような注意喚起をしたのか。
答:朝礼で交通事故防止スローガンの唱和をするとともに、事故を起こした当人には個別に注意を行った。
要望:事故を起こした際は、各課に対して情報共有や注意喚起をしっかりと行い、交通事故の防止に努めてほしい。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>