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まちづくり再生元年

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愛知県津島市

■官民協働のまちづくりを実践するため、名古屋鉄道、UR都市機構とまちづくり協定を締結しました
津島市、名古屋鉄道株式会社および名鉄グループ企業(以下、名鉄)、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)の三者は、令和5年3月31日に市役所にて、交通・土地利用・観光に関するまちづくりについて、下記の連携協定を締結しました。
名鉄では、令和4年4月に地域活性化推進本部が発足し、沿線・地域の活性化を積極的に推進しているほか、UR都市機構では、昭和44年にUR津島団地を完成させ「駅ちか居住」の先駆けとして約50年以上に渡り、名鉄津島駅と関わりがあります。
市と両者との関係性は、令和元年度より、市のまちづくりの指針となる都市計画マスタープランの策定に参画しているほか、令和3・4年度に実施した名鉄津島駅周辺の社会実験「えきまえVIP」を実践し、市の発展に向けて連携協力を進めてきました。
今回の協定は、名鉄の地域活性化推進本部が自治体と締結した第1号となり、今後、市の地域資源を活用して、名鉄が持つリソース、そしてUR都市機構が持つ都市再生の実績やノウハウを活かし、市の持続的発展に向けて施策検討に取り組んでいきます。

◇連携協定
1.津島市都市計画マスタープランに定める、名鉄津島駅を中心としたコンパクトシティ・プラス・ネットワークの都市拠点、天王川公園周辺の歴史ふれあいゾーンのまちづくりの実現に関すること。
2.これら施策を活かし、インバウンド観光客も対象にした観光商品の開発や情報発信等による地域の魅力を発掘・発信する地域ブランディング戦略に関すること。
3.名鉄津島駅および名鉄青塚駅を活かし、定住人口や交流人口等の拡大に向けた都市基盤の開発における実現手法の検討に関すること。
4.市民が日常利用する駅と地域との結びつきを高めた持続可能な地域公共交通の構築に関すること。
5.鉄道と地域公共交通が連携したまちづくりに関すること。

これら取り組みについて、令和11年(2029年)3月末日までを期間として連携協定に基づく施策事項を実践していきます。

■名鉄津島駅のアーカイブ
◇多様な世代の交流・活動を促すゆとりある駅前空間の実現
名鉄津島駅のはじまりは、明治31年(1898年)に名鉄の前身となる尾西鉄道が弥富から津島間を開業して以来、名古屋鉄道が現在管理する軌道区間のなかでも開業125年と、一番古い歴史があります。

昭和43年(1968年)には、現在の名鉄津島駅が完成し、多くの方に親しまれる駅になりました。

今後、三者では、津島駅や天王川公園、津島神社などの地域資源を活用した、まちづくり事業を検討して実践していき、市の正面玄関にふさわしい都市環境を実現していきます。

■津島駅周辺のまちづくり展開イメージ図
※詳細は本紙P.5をご覧ください。

問合せ:都市計画課マスタープラン推進室
【電話】55-9357

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