今回は池鯉鮒散歩みち協議会の皆さんを取材しました。
■池鯉鮒散歩みち協議会
担当地区の清掃活動やわくわくウォーキングの企画運営などを市と協力して実施しています。協議会の活動を通して、子どもから高齢者まで様々な世代の皆さんが健康づくりに取り組むことができるようにという思いで活動されています。
■池鯉鮒散歩みち協議会の皆さんに聞きました!
Q.池鯉鮒散歩みち協議会について教えてください。
A.平成18年に発足し、「池鯉鮒の歴史と自然の散歩みち」マップを制作しました。このマップは市と市民でつくりあげる手作り散歩みちをコンセプトに制作したもので、散歩みちをより身近に感じ、安心して歩いていただけるように、各ルートの見どころや距離、休憩施設等を記載しています。マップは市役所、図書館、文化会館などで配布していますので、ぜひ手に取ってみてください。また、毎月1回は散歩みちの整備方針やわくわくウォーキングの企画、マップの制作等について会議を行ったり、散歩みちの清掃や花壇の整備を行ったりしています。毎年秋ごろに実施している「わくわくウォーキング」では、開催準備や当日の交通整理等を行っています。コースは毎年変えていて、市の提案をもとに協議会のメンバーで検討し、実際に歩いて安全や距離感覚を確かめて決定しています。
Q.これまでの活動で最も印象的だった出来事はありますか。
A.外国にルーツをもつお子さんが参加してくれたことです。普段生活している中で、交流する機会があまりなかった外国にルーツをもつ皆さんと関わるきっかけになりました。若い世代の人が活動に興味を持ってくれることも少ないため、このことはとても嬉しく、特に印象に残っています。
Q.今後の展望や思いを聞かせてください。
A.わくわくウォーキングを市内外のより多くの人に知ってもらい、参加者を増やしていきたいです。また、活動を通して知立市の文化や歴史を知ってもらい、知立市の魅力を多くの人に知ってもらえたらと考えています。加えて、池鯉鮒散歩みち協議会メンバーの高齢化やそれに伴う引退が課題になっていますので、新たなメンバーを募集し、会そのものを安定して維持していくということも目標の一つです。
■編集後記
取材の中で、外国にルーツをもつ家族が参加してくださった時やわくわくウォーキングの際に地域の皆さんがおもてなしてくれた時は本当に嬉しかった、と笑顔でお話しいただきました。知立市について知ってもらうために、日頃から清掃活動をしたり、散歩コースを工夫したりするなどの努力を積み重ねているからこそ、地域から協力を得ることができているのだと感じました。今回の記事をきっかけに、池鯉鮒散歩みち協議会のことをより多くの人に知ってもらい、協議会やわくわくウォーキングの参加者が増えることを期待しています。
■愛Pとは?
愛知大学の学生サークルです。主な活動として、オープンキャンパスで愛知大学生の生活を紹介する独自の運営や来てくださった人にご案内を行っています。活動を通じて、愛知大学の魅力を学生目線で発信している広報サークルです。このコーナーでは、学生らしい視点でイベントや地域の人たちを取材し、知立市の魅力を新発見、再発見したものを伝えていただきます。
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