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2023/5/2 Renewal Open 藤井達吉現代美術館

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愛知県碧南市

館長インタビュー
藤井達吉現代美術館館長 木本文平
■作品を大切に魅力を最大限に
▽大正美術の“大谷翔平”
藤井達吉現代美術館は、藤井達吉の作品のみを取り扱うのではなく、達吉と同時代の作家などをはじめ多岐にわたる作品を収集・展示しています。これはありがたいことに美術館活動を支援してくださる方々から多く寄贈をいただいているためです。個人のコレクターの方が大切にしていた数々の貴重な作品と、達吉の作品を展示することにより、より一層藤井達吉作品のすばらしさを感じ取っていただきたいと思います。
藤井達吉は「工芸・絵画・デザイン・著作」の四刀流で、既成概念を超越した、まさに野球の大谷翔平選手のような芸術家です。
市民の皆さんに魅力を伝え、誇りに思ってもらえる、そんな美術館でありたいです。

▽新設した2つの部屋
ひとつ目は「多目的室A」です。一面だけ自然光が入るこの部屋は想像以上にすばらしいものとなりました。また、部屋の隅はカーブしているので、とても空間が広がって見えます。
ふたつ目は、修復室です。リニューアルに伴い、作品を良い状態で保管するための機能を充実させる必要がありました。美術館は作品の展示だけではなく収集・保管も重要ですので、作品を大切に扱うためにはかかせませんでした。
この部屋は一般の方へ公開はしていませんが、美術館の所蔵作品を大切に守っていることを知っていただきたいです。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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