文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】美浜4Hクラブ(1)

1/40

愛知県美浜町

■MIHAMAの農業を支える若き力
最近、「地産地消」という言葉をよく耳にしませんか?地域で生産された農水産物をその地域で消費することは、地域経済の活性化や、輸送コストの削減などのメリットがあります。また、消費者と生産者の関係を近づけることで、消費者には新鮮で旬な農水産物が購入できるというメリットがあります。
しかし現在、皆さんもご存知のとおり農業の後継者が年々少なくなってきています。そんな現状を打破しようと、若い農家さん達は、創意工夫し、頑張っています。そんな若い農家さん達が中心となり組織されたのが4H(農業青年)クラブです。4Hクラブは、農業経営をしていくうえでの身近な問題の解決方法の検討、より良い技術の習得、消費者や他のクラブとの交流などを行っています。現在、日本全国に約1万3千人のクラブ員がおり、それぞれの地域で様々な活動を行っています。
そんな4Hクラブは、本町にも存在します。美浜4Hクラブには、現在12名のクラブ員がおり、プロジェクト活動を通じて交流を深めています。クラブ員は、米・花・野菜・ミカン・イチゴ・豚等を育てており、本町の農業を支えてくれています。
生産者さんの顔やこだわり、思いを知っていただくことは、「地産地消」の実現へつながると考えます。そこで、今月号から4Hクラブのクラブ員を紹介していきます。

■4Hクラブの4つのHとは
◇Head(頭脳)
科学的に物事をとらえることのできる頭の訓練をする
◇Hand(技術)
農業の改良と生活の改善に役立つ腕を磨く
◇Heart(心)
誠実で友情に富む心を培う
◇Health(健康)
楽しく暮らし、元気で働くための健康を増進する

■若手就農者の新規クラブ員募集中です!
私たちと一緒に地元の農業を盛り上げましょう!
・4Hクラブ加入希望の問合せ
知多農林水産事務所農業改良普及課 4H担当
【電話】21-8111(内線282)
・当町の農業に関する問合せ
役場産業課 内線270
までお気軽に問合せください!

■「もっと食べたくなる野菜」を
野菜農家 榎本裕貴さん
美浜4Hクラブ現会長の榎本裕貴です。私たち「えのもと農園」のある南知多町の畑は頁岩(けつがん)というミネラルをたっぷり含んだ土壌が特徴です。作物ごとに合う土づくりを大切にし、味にこだわった新鮮野菜を皆さまにお届け出来るよう、家族一同まごころ込めて野菜を育てています。
「もっと食べたくなる野菜」を目指し、主にキャベツ、ブロッコリー、玉ねぎ、サニーレタスを育てています。最近では、とうもろこし(黄•白)、小玉スイカ、ゴーヤ(緑•白)などの夏野菜にも力を入れています。
主な出荷先は、業者、市場、農協ですが、近所の方々にもお召し上がりいただけないかと考え、2年前から無人直売所を始めました。以前までは、聞くことができなかった「新鮮な野菜が食べられて嬉しいよ」「ここの野菜なら子どもがパクパク食べてくれる」などのお客様の声が届くようになり、もっと美味しい野菜を届けたい!と私たちのやる気にも繋がっています。
今後も味を追求し、作ったことのない野菜にも挑戦して、『もっと食べたくなる野菜』を地域の皆様にお届けします!
・無人販売所 野間字新町205-2
※8月から10月までは野菜がないため休業

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU