【特集】美浜4Hクラブ(2)

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■美浜プライド!みはまっこ・さわみっこ
◇ミカン農家　鵜飼大志さん
上野間地区にてハウスミカンを中心に柑橘類を栽培している鵜飼大志です。
私は、就農7年目になりますが、より良い品質の作物を育てるにはどうすれば良いのか、日々試行錯誤を繰り返しています。
私たちは親子2代で農業をしています。両親が長年培った経験やノウハウを受け継ぎ、高品質な農作物を出荷するため、じっくり丁寧な作業を心掛けています。特に美浜町の特産で全国トップクラスの糖度を誇るハウスミカン「みはまっこ」は贈答品としてブランド化されている農作物であり特別なシーンを彩ることが多くあります。そのようなシーンにふさわしい「みはまっこ」を出荷するため、わずかな色味の違いや傷などに細心の注意を払いながら育成しています。
これからも育てた農作物に誇りを持ち農業を続けていきたいです。

◇ミカン農家　久松龍右さん
柑橘類をメインに育てている久松龍右です。
私は、令和元年にそれまで勤めていた会社を退職し、祖父の代から続いている家業(農業)を継ぐため就農しました。現在は、両親にハウスミカン(みはまっこ・さわみっこ)を中心に指導を受けながら自らも積極的に勉強し、こだわりをもって農業をしています。
私は主に夏に出荷するハウスミカン(みはまっこ・さわみっこ)を栽培しています。ハウスミカンはビニールハウス内で徹底した温度管理・水管理を行っており、どこよりも美味しいハウスミカンであると自信と誇りを持って栽培しています。みはまっこは甘さを追求し、糖度が高くて甘い紅が濃いハウスミカンであり、さわみっこは酸味も残し、甘くても爽やかな酸味もあるハウスミカンです。
他にもポンカン、デコポン、はるみ、たまみ、南津海(なつみ)等の柑橘類も育てていますが、どれも手を抜くことなく丁寧に栽培しています。どの柑橘もそれぞれの特徴があり、すべて自信をもって美味しいといえる物に仕上げています。

◇ミカン農家　齋藤昌弥さん
ハウスミカン、露地ミカン、ポンカン、水稲を栽培している齋藤昌弥です。
就農当初は、不安が多くありましたが、農家の先輩方に様々な指導をいただき農業を続けてくることができました。
今後も教えて頂いたことを活かして、皆様に喜ばれる農作物を栽培したいです。
ハウスミカンの「みはまっこ」を栽培しています。「みはまっこ」は糖度がとても高く、色は紅が濃い(オレンジが濃い)のが特徴です。「みはまっこ」として糖度が高いミカンを出荷するには、潅水量を制限して樹にストレスを与える必要があります。樹1本1本の状態を見て、その樹が必要とする最小限度の水を与えるようにしています。潅水量が少なすぎると樹が弱ってしまい、場合によっては枯れてしまうこともあります。適切な潅水量の見極めは園地ごとの土壌条件、樹ごとで異なるためとても難しいです。
これからも食べた方に喜んでもらえる「みはまっこ」を届けられるように頑張ります。

■いまさらだけど…みはまっこ・さわみっこって?
みはまっこは、本町を中心にハウス栽培されているブランドミカンです。水を抑えることで糖度を高めており、その糖度は全国トップレベル。平均糖度13度以上を誇ります。見た目は鮮やかで深いオレンジ色が特徴で、一つ一つ手作業で箱詰めされ全国に出荷されます。
さわみっこは、適度な糖度と酸味のバランスが良いミカンです。皮に少し緑色が残った見た目をしているのが特徴です。甘みと酸味が両立していることで爽やかな風味を味わえます。

美浜4Hクラブの皆さんが栽培したミカンや野菜はグリーンセンター美浜店や、ジョイフルファーム鵜の池の直売所で購入できます。