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自治体の皆さまへ

防災週間 8月30日(水)~9月5日(火)9月1日は「防災の日」です。

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愛知県豊明市

迫り来る地震から命を守る、まずは身近なところから!

■家具や書庫などの固定はお済みですか?
9月1日は、大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなみ、「防災の日」です。また、この日を含む1週間が「防災週間」とされています。これを機に改めて防災について考えてみませんか。

●家具類の転倒・落下・移動が引き起こす3つの危険
○けがの危険
近年発生した地震では約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動により負傷しています。

○火災の危険
ストーブなど、熱を発する器具に家具類が転倒などした場合だけでなく、ストーブなどに家具類の収容物(本など)が落下することでも火災が発生する危険があります。

○避難障害の危険
出入り口付近の家具は、地震により扉をふさぎ、逃げられなくなることがあります。

●南海トラフ地震はいつ発生するかわかりません!
日ごろから家具の固定や配置を工夫して地震に備えましょう。
※満65歳以上の高齢者世帯を対象に、家具転倒防止器具取付事業があります。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■家具や書庫などの転倒防止対策
1 タンス・棚・書庫
(1) 十分な強度がある柱や壁にL字金具などで固定します。支え棒を使用する場合は壁側の位置に設置し、免震ゴムを家具手前側に入れると良いでしょう。
(2) 上段と下段に分かれたキャビネットなどは、つなぎ目を金具で固定します。
(3) 食器棚や本棚などの扉に止め金具を付けるなど収容物の落下や散乱を防ぎましょう。ガラス面には飛散防止フィルムを貼ると安全です。

2 額縁
チェーンや金具でしっかりと固定します。ガラス面には飛散防止フィルムを貼ると安全です。

3 照明器具
つり下げ式の照明器具は、チェーンと金具で数か所固定します。また、蛍光灯は、蛍光管の両端を耐熱性のテープで止めておきます。

4 窓
ガラス面に飛散防止フィルムを貼りましょう。

5 テレビ
家具の上などには置かず、できるだけ低い位置に置いて固定しましょう。

6 ピアノ
本体にナイロンテープなどを巻き付け、太めの柱に取り付けた金具に連結し、しっかりと固定しま す。脚には専用の滑り止め器具を付けましょう。

7 冷蔵庫 
粘着テープを使用した、転倒防止用の専用ベルトが市販されています。また、チェーンなどで固定できるよう、上側にフックがついている場合があります。

8 暖房機器
耐震自動消火装置付きの暖房機器を使用し、周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。

9 玄関・ブロック塀
玄関や縁側など、外への避難路となるところは、家具の転倒などでふさがれないよう、配置を工夫 します。ブロック塀のあるご家庭は、傾きやひび割れ、破損がないか点検しましょう。

参考:防災・減災お役立ちガイド(県防災危機管理課)

◎ご家庭や事業所での家具や書庫などの転倒防止対策をチェックしてみましょう!

■建物の耐震性についてもチェックしましょう!
昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅の無料耐震診断を実施しています。
詳しくは都市計画課計画建築係(【電話】0562-92-1114)までお問い合わせください。

問合せ:
〔家具などの転倒防止対策について〕県家具固定相談窓口【電話】052-954-6700(平日午前9時~午後5時15分)
〔高齢者世帯の家具等転倒防止器具取付事業について〕長寿課地域ケア推進係【電話】0562-92-1261
〔防災全般について〕防災防犯対策課防災・消防係【電話】0562-92-8305

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