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佐渡市デジタル活用構想を策定しました

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新潟県佐渡市

1 デジタル活用構想とは
市では、2022(令和4)年度に「佐渡市総合計画」を策定しています。
総合計画は、将来あるべき佐渡の姿と長期的な展望を市民と共有し、総合的かつ計画的な市政運営を図るための最上位計画です。
デジタル活用構想は、総合計画に示す施策の実現に貢献するための手段として、また、総務省が示す自治体DX推進計画に掲げられている重点取組事項などの実行に貢献するための基本的方針となるものです。
また、中長期的な視点により、佐渡市が目指すデジタル技術活用社会を明確化するとともに、デジタル技術の活用や社会実装に向けてコラボレーションすべき関係者や適応技術を考えるための指針となるものです。
令和5年度は、この構想に基づきデジタル活用の具体的な計画を策定する予定です。

2 実現したいこと(Vision)、取り組まなければならないこと(Mission)、大切にしたいこと(Value)
「佐渡市総合計画」に掲げる理念をデジタル活用におけるビジョンと捉えます。
ビジョン実現に向けて取り組まなければならないことを、市民、民間事業者、民間団体・NPO、行政などが一体となり、それぞれの役割や得意分野を生かしながら共助・協力して挑戦します。大切にしたいことを関係者と共有しながら取り組みを進めます。

◇Vision
歴史と文化が薫り 人と自然が共生できる持続可能な島
~子どもからお年寄りまで 誰もがいきいきと輝ける島~

◇Mission
・データに基づくマネジメントで、豊かな自然と共生した安全で快適なまちづくり
・組織間の情報連携で、一人ひとりが活躍しいきいきと暮らせるまちづくり
・時間・空間の規約を越えた、郷土への誇りと未来への希望を育むまちづくり
・情報が集まるシカケとコラボで、地域の活力と賑わいあふれるまちづくり
・デジタルネットワークを活かした、心豊かで明るい暮らしを未来に繋げるまちづくり

◇Value
・歴史・文化・自然の尊重
・デジタルモラルの醸成で、いつまでも希望に溢れ思いやりのある地域づくり
・自らデジタルを学び、新しいことにトライし、成功への過程を許容する ※ただし、ベストを尽くすこと!

3 5つの基本目標とデジタル活用で実現したい未来のイメージ
◇基本目標(1) データに基づくマネジメントで、豊かな自然と共生した安全で快適なまちづくり[防災・防犯・生活・環境]
・みんなでつくる・つながる、いのちを守るための災害対応
・誰でも安全で快適なモビリティサービス
・グリーンで最適なインフラの実現
・ネイチャーポジティブな自然資源マネジメント
・エネルギー循環の仕組み

◇基本目標(2) 組織間の情報連携で、一人ひとりが活躍しいきいきと暮らせるまちづくり[医療・介護・福祉]
・医療・介護・福祉・救急の垣根を越えたケアの実現
・データに基づく楽しい健康づくりのシ・カ・ケ
・垣根を越えた地域ぐるみの子育て

◇基本目標(3) 時間・空間の制約を越えた、郷土への誇りと未来への希望を育むまちづく[教育・文化]
・いつでも・どこでも・いつまでも世代を越えた学び合い ~何歳からでも輝ける~
・一人ひとりの個性を伸ばす教育ダイバーシティ
・距離と時間を越えた文化継承を育むコミュニティ

◇基本目標(4) 情報が集まるシカケとコラボ、地域の活力と賑わいあふれるまちづくり[産業振興・雇用]
・データでつなげる・とどけるシティプロモーションで佐渡ファンの拡大
・スタートアップと地場企業のコラボレーションで産業振興にシナジーを
・ニーズに合わせた地場産品の高付加価値化とサプライチェーンの構築
・みんなが使えるキャッシュレスで島内経済循環活性化

◇基本目標(5) デジタルネットワークを活かした、心豊かで明るい暮らしを未来に繋げるまちづくり[市民活動・行政活動]
・より良い佐渡をみんなで創るための共創的コミュニティの実現
・イケてる行政 ~便利で身近で時代に即した頼れる市役所~

■ビジョンマップ
市民、民間事業者、行政が共通のイメージを持ち、連携して取り組むことを目的として、2031(令和13)年に佐渡市が目指す未来のありたい姿を描きました。2次元コードからご覧ください。(2次元コードは本誌をご覧ください。)

問合せ:総務課デジタル政策室
【電話】63-5139

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