地域おこし協力隊通信 いずもざきLIFE!

20／29

■石坂　優(いしさか　ゆう)隊員
・毎日の積み重ねで、日常はつくられる
わたくし事ですが、この7月で出雲崎町に移住して丸3年を迎えました。長いようで短くて、でもやっぱり長かったこの3年、振り返るとそれだけでいろんな感情がこみ上げてきて涙が出そうなくらい濃い日々でした。
そんな、移住してから3年経つわたしですが、先日の出雲崎大祭は念願叶って、初めて見ることができました。地元のお祭りなどないような都会で育ったため、家の前をお神輿が通ったり近所が通行止めになって屋台が出るなんて生まれて初めてでとってもわくわくしました。当日は一人でぷらっと行ったのですが、びっくりするくらいたくさんの方々にお会いしたり声をかけていただいたり、一緒にお神輿を見ることができたりして嬉しかったです。こんなところでも積み重ねてきた日々を感じることができました。
毎年あったお祭りや様々な伝統行事が中止になったり、非日常が続いた3年間だったように思います。みなさまにとっても、少しずつ日常が戻ってきているでしょうか。移住して、生活が180度変わり、非日常の連続だったわたしの日々も、少しずつ日常と呼べるようになってきたように思います。4年目からの日々も、更に日常を積み重ねながら引き続きわたしらしく過ごしていきたいと思います。あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

▽行き詰まりを感じて、深呼吸したい人におすすめな本
『まっすぐだけが生き方じゃない　木に学ぶ60の知恵』
アニー・デービッドソン絵、リズ・マーヴィン文、栗田佳代訳(文響社)
*蔵と書で読めます

▽「蔵と書」7月のオープン日程
7/1(土)・6(木)・11(火)・19(水)・23(日)　10：30～16：00

最新の情報は蔵と書Instagramや町公式SNSでご確認ください。

「蔵と書」の活動・イベント情報はInstagramをチェック!
本紙を参照ください

■小畑　穂乃花(おばた　ほのか)隊員
・農業を学ぶ若者たち
今年も夏が始まりましたね。暑くなってきて早々ブユに噛まれパンパンに腫れた個所を見ながら夏を実感しています。なぜか虫に好かれる私は毎日何か所も刺されるので蚊取り線香とお友達です。
先日長岡農業高校から講演の依頼を受け、訪問しました。そこでまず驚いたのが女子生徒の多さです。近年は食品関係に興味のある女子が多く入学してくるようで、生産から加工まで学べるのは農業高校ならではだなと感じました。私が高校生の頃は部活動でしていた吹奏楽や友達と学校帰り何を食べるかしか考えていなかったので、中学生の段階から自分の将来ややりたいことを考えられていて、素晴らしい学生さんだなと感心しました。出雲崎のことや多様な農業とのかかわり方などを話させていただき、少しでも参考になればいいなと思います。
こういった講演会の中で私自身も近隣地区の若手農家さんと出会ったり交流することができて、とてもためになるいい機会になりました。

・Instagram
・耕すbaseLINE
本紙を参照ください