■けんこう広場
◆こころの不調、ありませんか?
今年は元旦から町内でも大きな地震に襲われました。幸い出雲崎町には大きな被害はありませんでしたが、テレビ等で繰り返し地震や津波の映像を見ることで、今も気持ちが落ち着かない方がいるかもしれません。今月は災害とこころの健康についてお伝えします。
▽災害とこころの関係
災害は予期しない突発的なことのため、こころに大きな負担を与えます。そのため、こころや体に様々な変化があらわれます。多くの方は、時間の経過とともに回復しますが、中には精神的な影響を長期間受ける方もいます。その中には、うつ病、不安障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断される場合もあります。
▽こころの不調のサイン
気持ちが落ち込む、不安が強い
眠れない、夜中に何度も目が覚める
食欲がない、食べ過ぎる
物事に興味がわかない
集中できない、忘れっぽくなる
お酒、たばこの量が増える
身体症状がある(頭痛、腹痛、吐き気、下痢や便秘など)
▽まわりにこのような方はいませんか?
災害後のこころの回復には個人差があります。もし、まわりにこのような方がいましたら、ぜひ気にかけて、声をかけてください。不調が長期間にわたっていたり、日常生活に支障があったりする場合は、一度専門家にご相談ください。
3月は「自殺対策強化月間」です。
身近にいる大切な人の様子に変わりがないか、気にかけてください。
新潟県自殺予防キャンペーンキャラクター みまもリン
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