新型コロナウイルスの影響により、さまざまな要因から不安やストレスを抱く人が増えています。このような気持ちを紛らわせるために飲酒量が増加したり、自宅で過ごす時間が増えて長時間多量に飲酒したりすることで、アルコール依存症患者の増加が懸念されています。
■こんな飲み方していませんか?
・毎日飲む
・ストレス解消のために飲む
・記憶をなくすまで飲む
・長時間飲み続ける
・よく二日酔いになる
・飲むペースが速い
→アルコール依存症につながる可能性あります
■アルコールによる影響
・健康への影響
アルコール依存症以外にも、「がん」「認知症」「糖尿病」など60以上もの病気の原因になります。アルコールは動脈硬化症を進行させ、脳出血のリスクも上昇させます。
・心への影響
「大量飲酒」→「うつ」→「不眠」→「大量飲酒」と繰り返し、悪循環に陥り、自殺を招く要因となることもあります。
・社会生活への影響
交通事故、転倒・転落、溺水などのさまざまな事故を起しやすくなります。暴力や暴言、高齢者や児童への虐待などのトラブルなどの要因になります。
→健康に、安心して社会生活を送るためにも適量を守ることが大切です
■適度な飲酒のコツ
・適量を守る
1日1合未満が適量です。
※高齢者、女性はこの半分が目安です
ビール(5%)中ビン1本(500ミリリットル)
日本酒(15%)1合弱(170ミリリットル)
焼酎(25%)0.5合強(100ミリリットル)
ワイン(12%)ワイングラス2杯弱(200ミリリットル)
チューハイ(7%)350ミリリットル缶1本程度(360ミリリットル)
ウイスキー(40%)ダブル1杯(60ミリリットル)
・飲むときは誰かと一緒に
家族や友人と会話をしながら、ゆっくりと飲みましょう。肉や魚、野菜を食べながら、胃や肝臓の負担を軽くしましょう。
・休肝日をつくる
週に2日程度の休肝日を作り、定期健診を年に1回は受けて、自分の体の健康状態をチェックをしましょう。
■アルコールのことで困ったら
アルコールで困っていることがある場合は、早めに専門家に相談しましょう。家族からの相談にも応じます。自分や家族だけで抱え込まず、下記の相談窓口にご相談ください。
問合せ:保健課
【電話】773・6811
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