(3.すべての人に健康と福祉を)
(17.パートナーシップで目標を達成しよう)
(1.貧困をなくそう)
■新潟SDGsアワードで「カレー屋ふくふく」が優秀賞を受賞
(一社)地域創生プラットフォームSDGsにいがたが主催する第4回「新潟SDGsアワード」の受賞者が決定。全25件の応募から、大賞・優秀賞・奨励賞・食の新潟国際賞財団特別賞の9件が選出されました。
その1つに市内白山町で飲食店を営業している「カレー屋ふくふく」が社会部門の優秀賞を受賞しました。当市からは昨年の「市SDGs普及啓発実行委員会」に続く2年連続の受賞となりました。
■テーマは「誰かの居場所、人と繋がれる地域食堂を目指して」
ケアマネジャーとして福祉施設で勤務していた店主の保坂正人さん。貧困や福祉に関心を寄せ、虐待などのニュースを見聞きする度に心を痛めていました。「地域の相談窓口としての役割も果たせたら」という想いから困っているかたを救いたいと考えるようになり、昨年6月に空き店舗を自らリフォームし「カレー屋ふくふく」を開業。お店のコンセプトは、使用する食材はできる限り国産品や国内製造品、地元産を取り入れて地産地消の一助にすること。そして「げんきチケット※」のシステムを導入し、子ども食堂として地域に貢献しています。
※げんきチケットとは食事支援や学習支援を目的に、第三者が購入したチケットを子どもなどが利用できるしくみです
■新しいことにも積極的にチャレンジ
SDGs実践を行うために「ふくふく」からのお願い
○1 フォーマルウェアのシェアリング(リユース)
お子様が着られなくなった、入学式・卒業式・七五三などのイベント用のスーツやドレスの寄附・貸出をお願いします。
○2 遊び道具の確保(集いの場・居場所づくり)
使っていない将棋盤やオセロ、ボードゲームなどの寄附をお願いします。「ふくふく」を遊び場にしたいと考えています。
○3 夜営業の開始(ワークライフバランス)
19時まで営業する日(原則月・火・金・土)を設けました。仕事帰りなどにお立ち寄りいただき、日頃の疲れを癒やしてください。(木・日は14時まで。水曜定休)
■これからの「ふくふく」があるべき姿
ー保坂店主からのメッセージー
昨年末には店内でカードゲーム大会を開催しました。今後は将棋や囲碁など、伝統的な文化に触れて楽しめるような企画も進めています。社会福祉士の資格があるので、悩みがありましたら気軽に声をおかけ下さい。また地域の寄合や各種団体の会合などにもぜひ当店を使ってほしいと思います。貸し切りの対応が可能です。「ヒト」は一人ではなく、皆に支えられて生きています。当店を通じた繋がりが生まれ、フードロス問題の解決や子どもの人間性の成長を促す場など多くの機能を有した場所になることを目指します。
「カレー屋ふくふく」の詳細は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:環境生活課SDGs推進室
【電話】74-0033
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