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自治体の皆さまへ

からだの健康はお口の健康から!

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新潟県小千谷市

~11月は「にいがた健口(けんこう)文化推進月間」~

歯周病を予防していつまでもおいしく食べて、楽しくおしゃべりしましょう

■歯周病とは?
歯周病とは歯周病菌による感染症で歯ぐきに炎症が起き、進行すると歯を支える組織が徐々に破壊される病気です。
歯周病になると口内の状態が悪化するだけではなく、全身の病気にも関係します。歯周病菌が血管内に入り込むと、動脈硬化のリスクを高め、心臓病や脳血管疾患につながる可能性があります。また、血糖値を下げるホルモンの効きが悪くなることで糖尿病を悪化させるなど、全身のさまざまな病気に影響します。

■市民の口腔(こうくう)ケアの状況
令和4年度健康づくり意識調査によると、年に1回以上歯科医院を受診する人の割合は45%であり、半数以上の人が歯科受診をしていない状況です。
一方、歯周病予防のためにデンタルフロスや歯間ブラシなどの歯間部清掃用具を使用している割合は48%で、前回調査(平成29年度)よりも増加しています。セルフケアの意識が高まってきています。

■歯周病を予防しよう!
(1)歯間部清掃用具を使いましょう
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を除去するには、歯ブラシだけではなく歯間ブラシやデンタルフロスを使用した口腔ケアが有効です。歯ブラシだけでは約6割のプラークしか落とせませんが、デンタルフロスを活用することで約9割を除去することができます。

▽歯と歯の間のプラークを取る効果(プラーク除去率)

◎プラークの残りやすい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間、奥歯の溝を意識してみがきましょう。

(2)定期的に歯科検診を受けましょう
予防のためには自覚症状がなくても歯科医院を受診し、プロによる専門的なケアを受けることが大切です。歯石はプラークに唾液中のカルシウムが付着して固くなったもので、歯ブラシでは取れないため、歯科医院で除去してもらう必要があります。定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

■市では無料の歯科健(検)診を行っています
対象:
・成人歯科検診…40歳、50歳、60歳、70歳の方
・後期高齢者歯科健診…後期高齢者医療に加入する76歳、80歳の方
期間:~令和6年2月末
受診方法:対象の方には受診票を送付しています。市内の歯科医院に事前予約のうえ、受診票、健康保険証を持参し受診してください。

問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640

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