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受診で早期発見! いつもの暮らしに、「がん検診」を。

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新潟県小千谷市

日本の死因の第1位はがんです。国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。

◇がん検診を受けましょう
小千谷市が実施しているがん検診の受診を希望される方は、健康・子育て応援課まで電話でお申し込みください。
・~11月…肺がん検診
・~12月…胃がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん検診
※詳しい日程は、本紙23ページの「検診日程」をご覧ください。

■小千谷市の状況は?
小千谷市でもがんは死因の第1位です。毎年100人前後の方ががんで亡くなっており、死因の約2割を占めています。

部位別にみると、男性は肺がんが27・4%と最も高く、次いで胃がん13・8%、大腸がん10・3%となっています【グラフ1】。女性は大腸がんが14・8%と最も高く、次いで膵(すい)臓がん14・3%、肺がん11・7%となっています【グラフ2】。特に、女性の大腸がんで亡くなる方の割合は年々高くなっています。また、乳がんは女性の部位別死亡の第5位ですが、乳がんによる死亡のうち、半数を60歳代以下の世代が占めています。

がんが多い理由としては、食生活の欧米化や喫煙、運動不足などの生活習慣が考えられます。しかし、がん検診を定期的に受けることで、がんの早期発見・早期治療につながり、がんによる死亡率を減少させることができます。自分は、「若いから」「元気だから」まだ大丈夫と思わずに、いつもの暮らしの中で定期的にがん検診を受けて健康寿命を延ばしましょう。

▽小千谷市のがん部位別死亡状況
(平成29年~令和3年の合計)

【グラフ1】男性

【グラフ2】女性

(新潟県福祉保健年俸)

■ご存知ですか?「ブレスト・アウェアネス」
ブレスト・アウェアネスとは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。ふだんの乳房の状態を知っておくことで異変に気づき、早期の治療につなげることができます。

▽ブレスト・アウェアネスで大切な4つのポイント
【1】自分の乳房の状態を知る
入浴や着替えの際、自分の乳房を見たり触ったりしてふだんの状態を知っておきましょう。

【2】乳房の変化に気を配る
しこりを探す(自己触診)という意識は必要ありません。「いつもと変わりがないかな」という気持ちで取り組みましょう。

《注意するポイント》
(1)乳房のしこり
(2)乳房の皮膚のくぼみやひきつれ
(3)乳頭からの分泌物
(4)乳頭や乳輪のびらんなど

【3】変化に気づいたらすぐに医師に相談する
安易に自己判断をしたり、次の検診を待ったりしないで医療機関を受診しましょう。

【4】40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受診する
定期的に検診を受け、「異常あり」という結果を受け取った場合には、必ず精密検査を受けましょう。

申込・問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640

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