■親は子どものお手本です
「たくさん食べて元気に育ってほしい」「好き嫌いなく何でも食べる子になってほしい」小さな子を持つ親なら、誰もがそう願っていると思います。小さな子どもは、まだ自分で食事を選んだり準備したりすることができないので、親が用意した食事を食べることになります。そして、親がよく食卓に並べるものを好きになったり親の食事の仕方をまねしたりするなど、子どもは思っている以上に親の影響を大きく受けています。
しかし、親世代にあたる20歳代~30歳代は朝食を毎日食べる人の割合が低く、バランスも乱れがちです。小千谷市も例外ではなく、毎日朝食を食べている人が少ないことがわかっています。(図1)
【図1】
『朝食を毎日食べる人の割合』
「小千谷市健康づくり意識調査(令和4年度)」より
■今日からはじめる健康への第一歩
(1)朝ごはんを食べる習慣のない人は、「何かひとつでも食べる」
最初から完璧を目指すのではなく、ふだんの食事をベースに、現在よりも少しだけ「質を高める」ことを意識しましょう。
(2)食事の質を高めるポイントは「主食・主菜・副菜をそろえる」
ごはんやパン(主食)だけ、野菜サラダ(副菜)だけというような食事をしている人は、卵や納豆、ツナ缶などのたんぱく質がとれるもの(主菜)をプラスしてみましょう。逆に、果物だけ、ヨーグルトだけ、というような食事をしている人は、おにぎりなどの主食や野菜スープやサラダなどの副菜をプラスできると良いです。これだけで、栄養バランスが良くなります。
食習慣は、毎日の積み重ねでできています。継続して実践していくためには、自分自身が無理なくできる方法を考えることが大切です。
問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640
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