■たばこによる健康被害
たばこにはさまざまな有害物質が含まれており、肺がんをはじめ全身のがんに関係します。また、脳卒中や呼吸器疾患、糖尿病などの病気の原因にもなり、周囲の人がたばこの煙(副流煙)を吸うだけでも同じような影響を受けるとされています。
妊婦や子どもが副流煙を吸うと、死産や未熟児出生、乳幼児突然死症候群などの危険性を高める可能性があります。将来の出産や子ども、パートナーの健康のためにも吸わない努力は大切です。
■20歳未満は喫煙エリアへの立入禁止!煙が出ない新型たばこにも注意!
健康増進法上、飲食店などの従業員で業務目的だとしても、20歳未満は喫煙エリアへ立ち入ることはできません。若い時期からたばこやその煙を吸うことは、身体的に大きな影響を与えます。近年、急速に普及している加熱式や電気式の新型たばこにもニコチンや発がん性物質が含まれているため、煙が出ないからと切り替えても身体に与える影響は変わりありません。
■定期的ながん検診受診を
過去5年の小千谷市のがん部位別死亡率は、肺がんが最も多く約23%となっています。(図1)
【図1】
過去5年の小千谷市がん別死因割合
(健康・子育て応援課調べ)
がんは早期発見・早期治療で治せる可能性が高く、軽い治療で済むことも多くなっています。無症状の人でも、検診を受けることで早期のがんが発見されることも少なくありません。がん検診を受診して早期発見・早期治療につなげましょう。
市のがん検診の日程などは、広報おぢやまたは市ホームページでご確認ください。
申込・問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640
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