令和4年度決算(2)

3／27

■令和4年度　弥彦村の財政状況
令和4年度の弥彦村の決算は、実質収支額(歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額)が4億5,253万円、実質単年度収支額が505万円となりました。
一般会計の債務残高は、借入額を元金償還額以内とする方針のもと31億5,439万円で前年度決算より479万円減少しました。今後もさらなる財政の安定を目指し、将来にわたり安心できる村づくりを行っていきます。

○実質単年度収支・財政調整基金・地方債残高の推移(千円)

1)実質単年度収支とは、単年度収支から実質的な黒字要素(財政調整基金への積立額及び地方債の繰上償還額)を加え、赤字要素(財政調整基金の取崩額)を差し引いた額。
2)財政調整基金とは、不況による税収減や災害の発生などにより多額の経費が必要となる不測の事態に備えて、積み立てておく必要のある地方公共団体の貯金。
3)地方債とは、地方公共団体が一会計年度を超えて行う借入れ。

※赤字額や資金不足額が生じていない項目は「算定されず」と表記
・実質赤字比率…一般会計の実質赤字の比率
・連結実質赤字比率…一般会計のほか特別会計などすべての会計の実質赤字の比率
・実質公債費比率…公債費等の比重を示す比率
・将来負担比率…地方債残高のほか一般会計等が将来負担すべき実質的な負債を捉えた比率
・資本不足比率…公営企業の資金不足の比率
・早期健全化基準…基準値を超えた場合、財政健全化団体として自主的・計画的な財政の健全化が求められる
・財政再生基準…基準値を超えた場合、財政再生団体として国の管理下で計画的に財政の健全化が図られる

■令和4年度　主な事業
・ふるさと納税額…6億6,097万円
・学校給食費無償化…1,956万円
・競輪事業収益…10億7,849万円
・図書館建設事業…3億4,460万円

■令和4年度　特別会計・企業会計　決算の状況

(万円)

※企業会計は複式簿記による処理になりますが、収益的収入を歳入、収益的支出を歳出として計上しています。

▼企業会計の状況
下水道事業会計について、単年度の収益的収支では下水道使用料ほか一般会計からの繰入金が2億4,500万円(令和3年度と同額)を繰り入れ、3,402万円の純利益となりました。水洗化率は前年度より0.5%増加し、91・1%(前年度90・6%)となっております。安定経営に向け、引き続き未加入世帯への加入促進を図ってまいります。

問い合わせ：総務部　総務課　企画財政係
【電話】94-3131