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≪特集≫子どもと子育てにやさしい新潟へ 産後ケアで笑顔の子育て(2)

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新潟県新潟市

◆産後ケア利用者に話を聞きました
▽訪問ケアを利用しました
髙橋明代(あきよ)さん・怜央(れお)ちゃん(西蒲区在住)

「自宅に来てもらえる安心感」
夫婦2人での初めての子育てで心配事が多く、退院して3日後から訪問ケアを利用しました。
助産師さんが自宅に来てくれて、部屋の造りや持っているベビーグッズに合わせて沐浴や授乳などのやり方を教えてもらえたのが良かったです。赤ちゃんの湿疹や母乳のことなどたくさん相談でき、その都度分かりやすくアドバイスをもらえたのですごく助かりました。また、助産師さんと話をすると安心できて、気持ちが楽になりました。産後ケア利用後も、夫婦で協力しながら子育てができています。

≪過ごし方の例≫
14:00 助産師が訪問、面談 育児相談、授乳・沐浴のアドバイスなど
15:30 終了
・自宅の手洗い場に合わせた沐浴指導

▽宿泊ケアを利用しました
窪田杏由美(あゆみ)さん・陽生(ようき)ちゃん・瑞生(みずき)ちゃん(中央区在住)

「心と体をリフレッシュ」
長期の管理入院や双子の高齢出産で体力が落ちていたので、宿泊ケアを利用しました。宿泊中の過ごし方は人それぞれで、私は日中に沐浴や授乳のアドバイスを受け、夜に赤ちゃんを預かってもらいました。
アドバイスのおかげで赤ちゃんは母乳を飲んでくれるようになり、私も栄養満点の食事を取って夜ぐっすり眠れたことで体力を回復できました。また、体調面や育児のことだけでなく、不安や悩みを聞いてもらえたことで精神的にもとても救われました。自信を持てなかったことが産後ケアで解消され、前向きに子育てができるようになったと思います。

≪過ごし方の例≫
1日目
10:00 来院、面談
11:00 沐浴指導、赤ちゃんの体重測定
13:00 昼食
14:00 授乳アドバイス
15:00 乳房ケア、育児相談
19:00 夕食
21:00 就寝
夜は赤ちゃんを預けてゆっくり休む

2日目
7:00 起床
8:00 朝食、授乳アドバイス
10:00 退院

◆更科さんからのアドバイス『家族にできること』
産後のママには、家族や周りの人の支えが必要です。みんなで楽しく子育てをしましょう。

▽妊娠期~産後の女性の体と心の変化や赤ちゃんのことを知っておく
ママもパパも知識を得ると、お互いの不安が軽減します。「安産教室」などに参加しましょう。

▽家族間でコミュニケーションを取る
産前産後は不安や孤独を感じやすい時期です。ママの話を聞き、寄り添いましょう。
産後の家事・育児の分担や、パパの育休・勤務時間の調整などを話し合いましょう。

▽産後1~2カ月はママをしっかり休ませる
ミルクを与える、おむつを替えるなど、授乳以外の育児や家事は、協力して行いましょう。

▽ママの気分転換の時間をつくる
赤ちゃんが寝ている時はママも一休みできるようにするなど、ママがリフレッシュできる時間をつくりましょう。

▽インターネット上の情報をうのみにしない
インターネットは便利ですが、不安感をあおることも。全てをうのみにはせず、専門機関に相談しましょう。

▽頑張り過ぎない
ママもパパも、頑張り過ぎないでください。不安や悩みは家族だけで抱え込まず、友人や「妊娠・子育てほっとステーション」に相談しましょう。

◆妊娠・出産・子育ての不安や悩み「妊娠・子育てほっとステーション」に相談を
同ステーションは子育てなどの悩みや不安を相談できる窓口です。相談内容に応じて、マタニティナビゲーターなどの専門職員が対応します。気軽に相談してください。
日時:月~金曜8時半~17時半(祝日除く)
会場:区役所健康福祉課
対象:妊娠・子育てをしている人やその家族

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問合せ:こども家庭課
(【電話】025-226-1205)

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