10月25日、登録有形文化財登録証が文部科学大臣に代わり、文化スポーツ部歴史文化課・拝野課長補佐より所有者の齋藤彰男さんに手渡されました。登録を受け、齋藤さんは「先祖代々大切にしてきた建物です。これからもこの地域に昔からある風景を守っていきたいです」と話しました。
離れは明治中期に建てられたとされています。用材に凝り、庭園に面した開放的な造りが特徴的です。土蔵は明治15年に建てられました。柱を密に立てる堅固な造りで、内壁下端を板壁とし、屋敷内の小高い位置にあり、その昔中ノ口川の氾濫が多かったことから水害に備えた造りになっています。
市に所在する登録有形文化財(建造物)は、39件(126棟)あります。
◆みーつけた
「齋藤家住宅離れ」が現在もそのたたずまいをそのまま残していることが分かる写真です。
写真は、歴史の証拠として残っていきます。
※内部は普段公開していません。「まち歩き」などの機会に見学してください
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