■3年後の完全移行を目指す
少子化に伴い、中学校では部活動の継続が困難になり、学校によっては部活動の選択肢が減る中、生徒の多様なニーズに応じたスポーツ・文化活動に親しむ機会の確保が急務となっています。
市では、昨年末にスポーツ庁、文化庁が策定した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」をもとに「地域クラブ活動」整備を進めています。
「地域クラブ活動」は、運営主体となる市内の5つの総合型クラブと中学校が連携して活動を行い、その活動に対してNPO法人希楽々および総括コーディネーターが管理やアドバイス、情報提供などを行います。(下図参照)
令和5~7年度までの3年間を移行期間として、令和8年度からは地域主体で活動する完全移行を目指します。
また、文化部については当面の間、教育委員会による直轄方式をとり、段階的な移行を目指します。
■現在抱えている課題と完全移行への課題
1.少子化による教員の減少
少子化に伴い、中学校の教員数が減少し、部活動顧問を割り当てることができず、やむを得ず募集を停止し廃部にせざるを得ない状態となっています。
2.指導者の確保
平日の指導者不足が予想されます。専門的な指導は苦手でも「指導者育成プログラム」を受講することで「公認指導者資格」を取得できます。
■指導者を募集しています
村上市では、「地域クラブ活動」の指導者を募集しています。指導にあたっては「指導者育成プログラム」を受講する必要がありますが、指導者に興味がある人は、地域スポーツクラブ活動体制整備委託先であるNPO法人希楽々までお問い合わせください。
問合せ:
NPO法人希楽々【電話】66-8119
学校教育課教育総務室【電話】72-6882
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