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大雨による災害から1年…復旧・復興へ、前を向いて(3)

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新潟県村上市

■6/1小岩内集落が土砂災害防止功労者を受賞 令和5年度第41回土砂災害防止「全国の集い」(富山県)
昨年の豪雨災害時の適切な判断や迅速な避難行動で人的被害を防いだことが認められ、表彰されました。
表彰式に出席した前区長の松本さんは、「大きな被害を受けたが、区と消防団が連携して迅速に避難誘導を行い、犠牲者を1人も出さずに済みました。昭和42年の羽越水害の経験から当時の状況を踏まえ、『声を掛け合って避難・避難ルートの再確認・全員避難済みかどうかの確認』を訓練してきた成果だと思っています。今後も、若い世代に災害の経験を伝え、危機管理の意識を高めていきたいです。」と話していました。

■被害状況・支援について
昨年8月の大雨は、市内の広範囲に避難指示が発令され、避難所への避難者数は千人を超えました。
住宅などの被害も全壊が6棟、大規模半壊が14棟、中規模半壊が105棟、半壊が457棟など荒川・神林地域を中心に広範囲にわたり、建物被害が発生しました。
水害後、企業や個人の方から多くの救援物資が届けられた他、ふるさと納税による寄附が1611万円、義援金が2866万円、見舞金が1040万円と全国各地から多くの支援をいただきました。
建設業協会や管工事業協同組合などからは協定に基づく支援を受け、緊急工事や仮設住宅の設営などの対応をしていただきました。また、4千人を超えるボランティアや市消防団からも、建物に流入した泥出しや建物周りの片付けなどにご協力をいただきました。
今年も、全国各地で大雨による被害が報告されています。常に対応できる体制を整え、緊急時に備える必要があります。

■安全で魅力ある地域へ
市では、昨年11月に将来に向けた復興への展望と基本的方針の統一を目指して「復旧・復興タイムライン」を策定しました。
現在は「復旧期」に当たり、生活環境や産業・インフラなどのさまざまな基盤の本復旧を目指すと共に、地域の活力を高め、安全で魅力のある地域を目指します。

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