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自治体の皆さまへ

二十歳 新たな旅立ちを誓う…

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新潟県関川村

8月15日、「二十歳を祝う会」が村民会館大ホールで開かれました。
今年度の対象者は、平成14年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた44人で、当日は32人が出席しました。
成人年齢は法律上18歳になりましたが、村ではこれまでの成人式と同様に二十歳を節目として行うこととし、「二十歳を祝う会」として開催しています。

■失敗は、成功に近づくため経験
加藤村長は式辞で、次のようにお祝いの言葉を贈りました。
皆さんには、限りない未来があります。
「二十歳を祝う会」を機会に自分の目標を定め、その目標に向かいチャレンジしてください。
世界で活躍している実業家も、数々の失敗を経て今があるのです。
失敗は、成功に近づくための経験であり、決して無駄ではありません。
皆さんも失敗を恐れず、目標に向けてチャレンジしてほしいと願っています。
そしてそのチャレンジの場が関川村であれば、こんなにうれしいことはありません。

■大人としての自覚をあらためて持って…
小澤村議会議長の祝辞、村からの記念品贈呈のあと、二十歳を迎えた皆さんの代表として誓いの言葉を述べたのが和田実樹さん(勝蔵)。
「今日こうして二十歳を祝う会を迎えることができたのは、ひとえに家族や先生方、地域の皆さまの温かい愛とご指導のおかげ…」と感謝の言葉を述べたあと、
「大人としての自覚をあらためて持ち、責任ある社会人として歩んでいくことを誓います。」
と、新たな門出にあたって気持ちを新たにしていました。

■恩師から温かいメッセージも
式典には、中学校時代の恩師、山本亘先生、田島隆之先生、本間章彦先生の三人が招かれ、一人ずつ中学校時代の思い出を話していただき、温かいメッセージもいただきました。
その後、先生への質問コーナーでは、「いちばん手間のかかった生徒は?また、いちばん手間のかからなかったのはだれ?」といった突っ込んだ質問も飛び出しました。
また、先生からは、それぞれの今と将来の夢についての質問があり、参加者全員、一人ひとりが順番に応えていました。
・プログラマーになって、お金を稼いで、ふるさと納税をたくさんしたい
・ビッグな男になれると思っているので、応援を頼みます
といった声も…。

■村長と直接語る未来ミーティングも…
式典終了後、村長と村の課題や未来について語り合う「未来ミーティング」が同じ会場で行われました。
二十歳を迎えた皆さんからの意見に村長は、うなずきながら熱心に耳を傾け、一つひとつ、ていねいに応えていました。
ここで出された意見を、いくつか紹介します。
・買い物が不便。日用品が買えるスーパー等が村内にあると暮らしやすいのではないか。
・現在東京に住んでいるが、電車の本数が多いのが魅力。村には数時間に1本しか電車が無いので不便。
・居酒屋や遊興施設が村内に無い。村上や新発田に出かけると電車の便が悪く村内への帰宅が煩わしいので、新潟市へ行ってしまう。
・新しい施設を造るだけでなく、古いものを残すこともしてほしい。
・現在住んでいる東京と比較すると、人が少ないためパーソナルスペースを保つことができる。ゆ〜むのような温泉施設も、ゆったりと利用できるのがよい。
・東桂苑カフェはよい取組みだと思う。村内の他の場所でも古民家を活かした飲食店を増やすと、来村者が増えるのではないか。

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