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自治体の皆さまへ

9月10日から16日は自殺予防週間です

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新潟県関川村

うつ病は誰でもかかる可能性があります。この機会にうつ病のサインを知って、ひとりひとりの大切ないのちを守りましょう。

日本における自殺の動機の約半数は「健康問題」で、「うつ病」などのこころの病気が占める割合が最も多くなっています。村の調査結果で「うつ病のサイン」を知っている人は、約7割を占めていますが、相談に来られた際に、「早く誰かに助けを求めればよかった」と話される人もいます。
自殺予防には、うつ病を理解し、早期発見と適切な治療が重要です。うつ病をうたがうサインに気づいた時は、ためらわずに「あなたを支える相談窓口」(右一覧表)から該当する専門家に相談しましょう。

■うつ病とはどんな病気?
うつ病は、日常生活における落ちこみや悲しみ、不安など誰でも経験する憂うつな気分が2週間以上、通常数カ月程度続き、日常生活に支障をきたすのが特徴です。個人の責任や怠けなどではありません。十分な休養と適切な治療、周囲の支えで、脳の神経伝達のバランスを整え、改善できる病気です。

■うつ病をうたがうサインとは?
◇自分が気づく変化
・気分が落ちこむ
・興味や関心が持てない
・何事もやる気が出ない
・集中力が落ち、仕事を能率よくできない
・人に会いたくない、人と一緒にいたくないと感じる
・必要以上に自分を責めてしまう
・死について考える
・身体的な症状が現れる(眠れない、疲労・けんたい感、食欲不振、頭痛、性欲減退、下痢・便秘、口の渇き、めまいなど)

◇周囲が気づく変化
・自宅にこもりがち
・口数が少ない
・表情が暗い
・涙もろい
・反応が遅い
・落ち着きがない

■自分がうつ病かもと思ったときは、どうしたら良い?
精神科や心療内科など、専門医へ受診しましょう。ハードルが高ければ、まずはかかりつけ医に相談しましょう。治療開始が早いほど、改善しやすくなります。

■うつ病かもしれないと思う人が身近にいるときは、どうしたら良い?
「目に見える」様子から声をかけましょう。具体的には、「顔色悪いね」「疲れたまってる?」などとたずねましょう。さらに、「最近食欲がない」など何気ない一言にも着目して、専門家への相談を勧めましょう。

■あなたを支える相談窓口
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
気持ちや体調の異変は、あなたの身体から発せられる危険信号です。
誰かに相談することで、深刻な事態になること、自殺を未然に防ぐことができます。
秘密は堅く守られます。
※相談は無料ですが、別途通話料金がかかります。

・新潟県の各種相談窓口
・厚生労働省相談窓口「まもろうよこころ」
※厚生労働省の相談窓口では、SNSやチャットでも相談できます!
※詳しくは、本紙に掲載の二次元コードを読み取ってご覧ください。

問い合わせ先:役場健康福祉課健康推進班
【電話】64-1472

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