文字サイズ
自治体の皆さまへ

意外と知らない?東京の環境問題の現在地(5)

5/17

東京都 クリエイティブ・コモンズ

●メンテナンス費や想定外の出費は?その他、相談したい場合は?

長期間の中でのメンテナンス費や故障などで、想定外の出費があるのではと思っている方もいらっしゃいます。都の経済性試算では、維持管理費を含めても、経済的なメリットが得られます。また、万が一の故障に備え、製品には保証があります。一方で、都民の皆さまからは、太陽光発電の設置や維持管理に関する疑問や不明点について、どこに相談すれば良いかといったご意見もいただいています。都では現在、太陽光発電等の「ワンストップ総合電話相談窓口」を開設しています。太陽光発電や補助金に関する相談をお受けしていますので、気軽にお電話いただきたいです。

今の私たちの選択が、後世の被害に
つながらないために

太陽光発電の義務化に関する制度について都が行ったパブリックコメントに対して、約3,800通ものご意見をいただいたのですが、若い世代ほど、肯定的な意見が多く寄せられたことが強く印象に残っています。中でも印象的だったのが、ある17歳の方からの意見です。そこには「今しか見ない判断をするのではなく、地球環境が手遅れになった後の、後世が受けなければならない被害を忘れないでください」と切実なご意見が記されていました。私は今でこそ、温暖化対策を担当し、その必要性を訴えていますが、二酸化炭素を排出してきた者の一人として、未来の世代の方々から責任を問われる立場でもあることを自覚しました。
一担当としては、都民の皆さまには、今のご自身のお得や日々の暮らしの質を高めることができるという視点で、HTTにご協力いただきたいですし、補助金の制度もご活用いただければと思っています。ただ同時に、地球の未来のためには、都民の皆さまの一人ひとりのご協力が必要となっていること、そして、今を生きる世代の責任ということにも少し思いを馳せていただいて、ぜひこれからも東京都と一緒に積極的な行動をお願いします。その中で私も担当者としての責務を全うしていければと考えています。

太陽光発電等の「ワンストップ総合電話相談窓口」
【電話】03-5990-5236
平日 9時~17時

●賢くオトクに。HTTの支援一覧
※2023年5月時点のものの一部抜粋です。
※補助金等には、一定の条件等があります。詳細は「ワンストップ総合電話相談窓口」までお問い合せください。

都民の一人ひとりの行動をしっかりサポートできるように、補助金の支援なども行っています。
最新の情報は、ぜひこちらをご覧ください!
※二次元コーは本紙をご覧ください。

監修:江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授/国立環境研究所上級主席研究員)、東京都環境局

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU