文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集3]個人としてのアクション 今すぐできる、家の状況把握(1)

4/17

東京都 クリエイティブ・コモンズ

◆以下の項目を確認しましょう

■家具類の転倒・落下・移動防止対策をしよう
近年の地震による負傷者の約30~50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。ストッパーやチェーン、ガラス飛散防止フィルムなどを活用しましょう。

■耐震性をチェックしよう
阪神・淡路大震災の死者の約80%が家屋の倒壊等によるものです。1981年以前に建てられた建物は、大地震への安全性が低いと言われています。また、1981年から2000年までに建てられた木造建物も安全性を確認することが推奨されています。耐震性のチェックのために、場合により耐震診断を受けましょう。

■防火対策を考えよう
地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する火災など、地震による火災の約6割は、電気が原因と言われています。電気による出火を防ぐためには、揺れを感知して電気を自動的に遮断する「感震ブレーカー」の設置が効果的。出火防止対策を行うとともに、消火器の設置等による初期消火対策もあわせて行いましょう。

※感震ブレーカーは特徴や使用上の留意点を踏まえ、適切に設置することが重要です。

■地域危険度・風水害リスクをチェックしよう
地域別の建物倒壊危険度、火災危険度、総合危険度をまとめた「地域危険度マップ」、河川の氾濫・高潮・土砂災害のリスクを確認できる「水害リスクマップ」などを活用し、地域の特性を理解しましょう。

◆もっと知りたい! 防災意識をつけるためのおすすめイベント
都内各地で、さまざまな内容の防災イベントを開催します。この機会に、ぜひ足をお運びください。

■東京都・東村山市合同総合防災訓練
9月3日9時~13時(雨天決行)、東村山市役所周辺で。首都直下地震を想定した訓練を実施します。災害の脅威を体感できるVR視聴をはじめ、模擬消火など防災行動を体験できる訓練や関東大震災に関する出張博物館を設置。博物館は9月5日~10日、東村山市立中央公民館に移転し継続展示します。

問い合わせ:総務局総合防災部
【電話】03-5388-2484

■関東大震災100年イベント
8月26日9時30分~17時、東京都庁で。災害について学び、防災知識を身に付けるための写真展示や備蓄品紹介、防災事業PRなどを行います。「防サイくん」もやって来ます!

問い合わせ:
同運営事務局【電話】03-6427-6113か
総務局防災管理課【電話】03-5388-2549

■関東大震災100年 首都防災ウィーク
8月20日~9月10日、都立横網町公園で。過去の歴史を学び、迫りくる震災の脅威を伝え、防災の担い手の拡大を目指します。防災カフェや世界音楽祭などを実施。
9月10日の「防災フォーラム」では都立大学名誉教授らの基調講演やパネルディスカッションを開催。

問い合わせ:
東京都慰霊協会【電話】03-3623-1200か
建設局公園課【電話】03-5320-5325

■東京水辺ライン
「関東大震災から100年・水上バスで巡る隅田川の防災対策(ホテルランチ付)」。8月18日9時~14時30分、両国リバーセンター集合。中学生以上4,900円。抽選で40人。
申込:8月10日17時までにHPで。

問い合わせ:東京水辺ライン
【電話】03-5608-8869

■「関東大震災復興100年教材」の配信
子供の防災意識の向上に向け、学校の授業や防災訓練等で活用できるよう、復興の過程や先人の教訓から学ぶデジタル教材(小学校版、中学校・高校版)を特設サイトに掲載しています。

問い合わせ:教育庁指導企画課
【電話】03-5320-6836

■防災まちづくり展示会 ~これまでの100年、これからの100年
9月1日・2日10時~19時(2日は17時)、新宿駅西口広場で。関東大震災の概要や復興の様子などがわかる写真や資料、100年先を見据えたまちづくりに関する展示など。

問い合わせ:都市整備局企画課
【電話】03-5320-5121

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU