インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が比較的急速に現れる感染症です。感染力が強く、特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、慢性疾患をお持ちの方がかかると、重症化することがあります。
インフルエンザは短期間に感染が広がります。「新型コロナウイルス」と「インフルエンザ」が同時に流行する恐れがありますので、ご自身やご家族を守るために、積極的に予防に努めましょう。
■予防方法
・手洗いの励行、アルコール製剤を用いた手指衛生
・マスクの着用
・適度な湿度(50~60%)の保持
・十分な休息とバランスの良い食事の摂取
・インフルエンザワクチンの接種
インフルエンザのワクチン接種は、かかった場合の重症化を防ぎます。新型コロナウイルス感染症が流行し、インフルエンザとの鑑別が難しいことから早めに接種を完了させることが重要です。かかった場合は、一般的に症状が出てから1週間程度は鼻や喉からウイルスを排出するといわれているため、周囲の人にうつさない配慮が必要です。マスクを着ける、ハンカチで口や鼻を覆うなど咳エチケットを守りましょう。
問合せ:中央区保健所健康推進課感染症対策担当
【電話】3541-5988
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