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令和4年度 環境調査の結果

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東京都中央区

各調査結果の詳しい内容は区HPをご覧ください。

■自動車公害調査
▽排出ガス調査
大気汚染物質である窒素酸化物と浮遊粒子状物質は、濃度が高くなると人の健康に影響を及ぼすことが懸念されており、その主な発生源は、自動車排出ガスです。
この自動車排出ガスによる大気の汚染状況を把握するため、区内主要道路などにおいて、窒素酸化物のうちの二酸化窒素および浮遊粒子状物質の1カ月間連続測定を実施しました。
調査結果は、二酸化窒素および浮遊粒子状物質について、全ての調査地点で環境基準を超えた日はありませんでした。

▽騒音・振動調査
区内の主要道路において、自動車騒音・道路交通振動調査を実施しました。
騒音・振動ともに、測定した全ての地点で、要請限度を下回っていました。

▽沿道の住戸における自動車騒音の環境基準達成状況調査
区内の主要道路ごとに、道路境界から背後地を含めた50mの範囲における各住戸の自動車騒音による環境基準の達成状況を調査しました。
調査結果は、全ての評価区間の合計達成率は昼で96.2%、夜で94.4%でした。
区ではこれらの自動車公害調査結果を踏まえ、都などと連携を図り、自動車の適正使用などの排出ガス削減対策や騒音対策の推進に努めていきます。

■大気汚染常時測定
大気汚染物質の状況を区役所別館2階で常時測定しています。
測定結果は、二酸化硫黄・一酸化炭素・二酸化窒素・浮遊粒子状物質については環境基準を達成していましたが、光化学オキシダントについては達成できませんでした。
大気汚染の主な発生源である自動車排出ガスを減らすため、公共交通機関などの利用や低公害・低燃費車への乗り換え、エコドライブの実践にご協力をお願いします。

■河川水質調査
区内の河川と運河6カ所において、年4回季節ごとに水質調査を行っています。
年間を通した調査結果の平均値では、溶存酸素量(DO)については、隅田川、神田川、朝潮運河で環境基準を満たしていましたが、日本橋川では満たしていませんでした。
また、生物化学的酸素要求量(BOD)については、全ての河川で環境基準を満たしていました。
川の汚れの原因は、私たちの生活と大きく関連しています。せっけんや洗剤の使用を適量にし、油や食べ残しを下水に流さないなど家庭からの排水に気を付けること、川にごみなどを捨てないことで川はきれいになります。

■ダイオキシン類調査
大気中のダイオキシン類調査を実施しました。
夏季・冬季ともに、環境基準を大幅に下回っていました。

問合せ:環境課生活環境係
【電話】3546-5404

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