■子どもたちの思い出に残る夏を
八王子市長 石森孝志(たかゆき)
梅雨が明けると、子どもたちが待ち望んでいる夏休みが到来します。日頃の学校生活だけでは得られない経験ができるこの期間に、子どもたちは心身ともに大きく成長します。今年は、これまで中止を余儀なくされていた花火大会や八王子まつりが4年ぶりに開催されます。八王子まつりの復活だけでなく、各町会のまつりや地域のイベントなどを通じて、子どもたちにとって、忘れられない思い出が刻まれることでしょう。
夏は、暑さにより体力を消耗しやすく、注意力が散漫になりがちで、熱中症や交通事故などに注意が必要です。子どもたちが元気に2学期を迎えられるように、地域全体で温かく見守っていただきたいと思います。
本市は、キャンプや魚釣り、昆虫採集など、豊かな自然の中で様々な体験をする機会に恵まれています。また、学園都市ならではのイベントで、大学コンソーシアム八王子加盟の大学等が特色ある講座を開講する「夏休み子どもいちょう塾」では、これまでの小学4~6年生に加え、今年からは中学生にも対象を拡大します。今まで触れることのなかった分野に、ぜひチャレンジして欲しいと思います。
子どもたちの笑顔や元気な声があふれる、そんな活力あるまちであり続けられるよう、力を尽くしてまいります。
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