市長コラム

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■八王子まつりを彩る桑都(そうと)の歴史
八王子市長　石森孝志(たかゆき)

8月4日から6日にかけて、4年ぶりとなる八王子まつりが開催され、この瞬間を心待ちにしていた約85万人の方が市内外から訪れました。私自身も3日間にわたり各会場をまわりましたが、皆さんの笑顔と熱気を目の当たりにし、大変嬉しく感じました。
開催にあたっては、警察・消防関係者の皆さんのほか、交通整理や清掃などに多くの地域の皆さんやボランティアの方にご協力をいただきました。あれだけ大勢の方でにぎわったにも関わらず大きな事故がなかったことに加え、翌朝の街並みが美しかったのは、ひとえにこのまつりを支えてくれた方たちのおかげです。この場を借りて心から感謝申し上げます。
八王子まつりは、山車(だし)や神輿(みこし)、木遣(きやり)、八王子芸妓(げいぎ)など、絹や織物とともに発展してきた本市の日本遺産の構成文化財に直接触れることができる機会でもありました。そして11月には、全国104の日本遺産が一堂に会する「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」がいよいよ開催されます。
フェスティバルに向けて、10月には滝山城跡・八王子城跡で「戦国イベント」が開催されるほか、市内各所で様々なプレイベントが予定されています。是非、足を運んでいただき、市民の皆さんが守り育ててきた歴史・文化を知るきっかけにしてもらいたいと思います。