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9月1日は「防災の日」 今日から高めよう、「防災意識」

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東京都八王子市

■関東大震災から100年が経過した今だから
9月1日は「防災の日」です。この日は関東大震災が発生した日であるとともに、台風が増えてくる時季にあたります。このようなことから、伊勢湾台風が襲来した翌年の1960年(昭和35年)、地震や風水害などの災害への意識を高めることを目的に「防災の日」が制定されました。
いつ起こるか分からない自然災害。備蓄品や持ち出し品を用意するほか、家族で避難先や避難ルートを話し合っておくなど、日頃から十分な備えをしておきましょう。

▽「関東大震災」とは…
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、マグニチュード7.9、震度6(推定)の地震が相模湾北西部で発生。大規模な延焼火災も発生したことから、被害を受けた住宅は37万棟、死者・行方不明者は10万5,000人にのぼるなど、甚大な被害を受けました。

問合せ:防災課
【電話】620・7207【FAX】626・1271

■災害発生時は“命”を守る行動が最優先
◆地震が発生した時に注意したい5つのポイント
〔1〕自分や家族の身の安全確保を最優先に
大きな揺れは長くても数十秒。テーブルや机の下に身を隠したり、枕や布団などで頭を保護するなど、まずは命を守りましょう。

〔2〕揺れが収まったら火の始末を
揺れが収まったら、落ち着いて火の始末をしましょう。小さな地震の時から、火を消す習慣を。

〔3〕慌てて外に飛び出さない
落下物やガラス片などがないか、周囲の状況を確かめながら行動を。また、ブロック塀などには近づかないこと。

〔4〕ドアを開け、出口を確保
ドアを開けてすぐに出口を確保しましょう。特にマンションなどの集合住宅ではドアが変形する危険性も。お風呂やトイレに入っている時も、すぐにドアを開けて出口の確保を。

〔5〕デマに注意し、正しい情報で行動を
SNS上では、デマなどの誤った情報が伝えられることも。市や消防・警察、報道機関などから正しい情報を得るようにしましょう。

◆ケガの治療は緊急医療救護所で
災害発生時は、下記の病院などの近くに緊急医療救護所を開設し、軽症者の応急手当を行います(開設場所は被害状況により決定)。
名称・所在地:
東京医科大学八王子医療センター 館町1163
東海大学医学部付属八王子病院 石川町1838
仁和会総合病院 明神町4-8-1
右田病院 暁町1-48-18
八王子山王病院 中野山王2-15-16
南多摩病院 散田町3-10-1
清智会記念病院 子安町3-24-15
高月整形外科病院 高月町360
野猿峠脳神経外科病院 下柚木1974-1
北原国際病院 大和田町1-7-23
永生病院 椚田町583-15
みなみ野循環器病院 兵衛1-25-1
東京天使病院 上壱分方町50-1
陵北病院 西寺方町315
救急救命東京研修所 南大沢4-5

問合せ:健康医療政策課
【電話】620・7292【FAX】621・0279

■〔お知らせ〕被災時の支援情報
▽大規模災害時は「り災証明書」を発行します
住宅の被害の程度を証明する「り災証明書」。生活再建支援金の受給や、応急仮設住宅への入居などの公的支援を受ける際に必要です。
大規模災害の発生後は、被災者からの申請に基づいて被害の認定調査や証明書の発行を行います。申請方法など、詳しくは市のホームページ(本紙の二次元コード)からご覧ください。

問合せ:税制課
【電話】620・7396【FAX】627・5918

▽被災した家屋の固定資産税などを減免します
災害で被害を受けた家屋は、被害の程度により固定資産税や都市計画税が減免される場合があります(雨どいや窓ガラスなどの軽微な破損を除く)。減免の対象は、申請を受け付けた日以降に到来する納期限の分です。申請方法など、詳しくは資産税課までお問い合わせください。

問合せ:資産税課
【電話】620・7356【FAX】620・7493

■水害・土砂災害への対策も忘れずに
これからの時季は、毎年各地で大きな被害をもたらす台風に要注意。また、ゲリラ豪雨や線状降水帯による集中豪雨にも警戒が必要です。総合防災ガイドブックを活用し、土砂災害(特別)警戒区域や浸水想定(予想)区域などを把握しておきましょう。

総合防災ガイドブック、ハザードマップは本紙の二次元コードから

■〔募集〕災害ボランティアセンター運営訓練の参加者
復旧活動などを担う災害ボランティアとして必要な知識を学びます。
日時:9月16日(土)午後1時~3時30分
会場:恩方老人憩の家
定員:30名(先着順)
申し込み:本紙の二次元コードから

問い合わせ:ボランティアセンター
【電話】648・5776【FAX】648・6332

■自宅の耐震性が不安な方へ
市では、木造住宅にお住まいの方や、未耐震の空き家をお持ちの方などに向けたサポートを行っています。いざという時に在宅避難ができるよう、住まいの耐震化を進めましょう。

◆「耐震お助け隊」にご相談を
木造住宅の耐震改修にかかる費用や補助金の活用法をはじめ、家具の転倒防止など日頃からできる防災対策について相談できる「耐震お助け隊」を無料で派遣します。対象は昭和56年5月以前の耐震基準で建てられ、現在居住している、または居住を予定している市内の木造一戸建て住宅です。申請方法など、詳しくは市のホームページ(本紙の二次元コード)からご覧ください。

◆「住まいの耐震フェア」を開催
木造住宅向けの耐震改修工法を展示するほか、建築士・施工業者による無料相談会を行います。
日時:9月12・13日の午前9時~午後4時
会場:八王子駅南口総合事務所

◆未耐震の空き家を相続したら…
相続した未耐震空き家(昭和56年5月以前の耐震基準で建てられた住宅)について、早期に除却・売却などを行うと、以下の税制優遇や補助金を受けられる場合があります。詳しくは市のホームページ(本紙の二次元コード)からご覧ください。

▽お困りごとは、“住(す)まカツ”に相談を
住まカツ(住まいの活用相談所)では、相続した家屋などの活用方法について、地域の実情に詳しい不動産の専門家に無料で相談できます。

▽空き家の譲渡で最大3,000万円を特別控除
相続開始から3年を経過する年の12月末までに、耐震改修した家屋や除却後の敷地を譲渡した場合に、譲渡所得から特別控除を受けられます。

▽空き家の取り壊し費用の一部を助成
未耐震の木造一戸建て空き家を、相続開始から10年を経過する年度の2月末までに除却する場合に、工事費用の一部を補助します(空き家の譲渡所得特別控除対象者を除く)。

問合せ:住宅政策課
【電話】620・7260【FAX】626・3616

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