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千代田区 第4次基本構想策定・初年度予算(1)

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伝統と未来が調和し、躍進するまち
〜彩りあふれる、希望の都心〜

基本構想とは千代田区の目指す将来像を明らかにし、区に関わるすべての人が一体となって実現するための指針となるものです。
このたび千代田区では、おおむね20年先の社会を見据えて、「伝統と未来が調和し、躍進するまち~彩りあふれる、希望の都心~」を目指すべき将来像として定めました。そして、その「目指すべき将来像」を実現したまちと人々の暮らしの姿を3つの「分野別の将来像」としました。今号では、それらの実現に向けて取り組む初年度予算の特徴的な事業を紹介します。

【分野別の将来像と令和5年度当初予算の主な取り組み】
◆分野別の将来像1 自分らしく健やかに暮らし、笑顔で成長しあえるまち
いつまでも元気で、毎日が充実していること。それはすべての人にとっての普遍的な願いです。この分野別将来像では、「子どもからお年寄りまで共に支えあい、自分らしく心身ともに健康に、そして安心して生活を送れるまち」、「生涯を通じて心豊かに学び、成長しあえるまち」を目指します。

◇多様なライフスタイルやライフステージに応じ、安心して子育てができています。
・私立学童クラブ等の障害児等受入体制強化を支援…10億443万円
障害児の受け入れのためのより手厚い人員配置や医療的ケア児等に対する看護師の配置などに取り組む運営事業者への支援を充実させ、子どもたちが安心して過ごせる環境を整備

◇衛生的な環境のもと、いきいきと健康に暮らしています。
・若年の末期がん患者の在宅療養を支援…281万円
若年の末期がん患者を対象に、在宅で療養生活を送るうえで必要となる介護サービス利用料・福祉用具購入費・ケアマネジャーによるケアプランの作成費などを区独自に助成(補助率:9/10、10/10)

・9価HPVワクチンが定期・無料接種化!一部償還払いも実施…3億4,641万円
子宮頸(けい)がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐ9価ワクチンを新たに定期・無料接種化。また、区独自に国が9価ワクチンの定期接種化を了承した令和4年10月4日以降に自己負担で接種した方の接種費用を一部償還払い

・帯状疱疹ワクチン任意予防接種を開始…1億600万円
50歳以上の方を対象に予防接種費用の一部を助成(生ワクチン4,500円、不活化ワクチン1回1万1,000円(2回接種))

・区民歯科健診を充実…6,072万円
65歳以上の方を対象にフレイル(健康と要介護の間の状態)予防を目的とした高齢者歯科健診を開始。また、区内歯科大学などと連携して健診結果のデータ分析や歯科健診のペーパーレス化を検討

(健康を維持するための3つの柱)

◇すべての子どもたちの個性や意思が尊重され大切に育まれながら、すくすくと成長しています。
・お茶の水小学校・幼稚園がいよいよ竣工…73億4,606万円
施設の老朽化に伴う機能更新に加え、地域の防災拠点や地域コミュニティの核としても機能する施設として令和5年12月に竣工

◇お互いに支えあい、誰ひとり取り残されることがなく、自分らしく、自立した生活を送ることができています。
・医療的ケア児を対象としたショートステイ事業を開始…283万円
区内医療機関と協定を結び、医療的ケア児がショートステイを利用できる体制を整備するとともに、個室などの利用料負担を軽減

・重度・重症心身障害児、医療的ケア児等を対象とした児童発達支援・放課後等デイサービスの利用定員拡大を支援…1億1,355万円

◇生涯にわたり学びやスポーツに親しむことで、充実した人生を送れるようになっています。
・区民体育大会を開催…4,434万円
人工芝生化した外濠公園総合グラウンドを会場に、多様な区民が集まり、楽しむことができる区民体育大会を7年ぶりに開催

◇伝統や歴史、文化芸術に触れ、受け継ぎ、学んでいくことで、心が豊かになっています。
・文化資源の公開と新たな活用方法の検討…1億1,429万円
復興100年を迎える関東大震災をテーマに、日比谷図書文化館で特別展を開催し、区が有する歴史文化資源を積極的に発信。また、増え続ける収蔵資料を再整理し新たな活用方法も検討

◆分野別の将来像2 集い、つながり、活気とにぎわいのあるまち
まちには人がいて、はじめて活気とにぎわいが生まれます。そして、活気とにぎわいで魅力あふれるまちには、また人が集まっていきます。この分野別将来像では、「人と人がつながるきっかけが生まれ、支えあうことができるまち」、「地域経済を活性化させ、誰もが豊かさを享受できるまち」を目指します。

◇人とのつながりが感じられ、支えあうことができています。
・デジタルコミュニケーションツールの利用を支援…3,285万円
デジタルツールの区民向け講習会や、モデル町会の日常的な活動でのデジタルツールの活用を通じて利用を支援

◇活発な事業活動により、地域がうるおい、豊かな暮らしを享受できています。
・商工関係団体の産学連携による新たなイベント開催などを支援…3,000万円

・(区民限定)レシートを活用した生活応援事業を実施…4億1,862万円
スマートフォンアプリを活用し、区内店舗が発行したレシートの表示金額に応じた消費還元を実施(還元率:20%程度、還元上限額:1万~1万5,000円程度)

※吹き出しの金額(本紙参照)は、主な取り組みを含む事業全体の予算額です

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