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令和6年度予算特集(2)

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東京都千代田区 ホームページ利用規約等

■DXの推進
◇オンライン手続きを拡充
いつでも、どこでもオンラインで手続きできる区独自のポータルサイトの対象手続きを現在の子育て分野に加え、高齢・障害分野にも拡充するとともに、一部手続きではオンライン上で手数料などを支払えるオンライン決済を導入します。
◇地域のスマート化を推進
デジタル活用提案制度(デジタル技術を活用して課題解決を図る区民などからの事業提案制度)を構築するとともに、ダッシュボード※により区民などに有用なデータを視覚的に分かりやすく発信します。
※収集したデータを簡潔にまとめ、グラフなどで一覧化できるようにしたもの
[合わせて3億528万円]

◇九段中等教育学校に生成AIと次世代校務システムを導入[3億3,180万円]
区立校のモデルとして生成AIと次世代校務システムを導入することにより、一人ひとりに応じたきめ細やかな指導の充実や支援を要する子どもの早期発見・支援を行うとともに、教職員の働き方改革を進めます。

◇不登校対策を推進[1,029万円]
適応指導教室(はくちょう教室)の受け入れ体制の拡充や校内教育支援センターの設置、仮想空間を活用した居場所・学びの場の提供により、不登校児童・生徒のための環境整備を進めます。また、フリースクールなどの民間施設との連携に向け、フリースクール連絡会を行います。

◇日比谷図書文化館特別研究室の貴重な資料をデジタルデータ化[1,001万円]
内田嘉吉文庫(約1万6,000冊)や古文書・絵図などの貴重な資料の一部について、より多くの方に親しんでもらえるようデジタルデータ化します。また、公開方法の検討を進め、区が有する他に類を見ない知的財産の活用を図るとともに、貴重な資料の保存を進めます。

◇浮世絵や古文書など区の貴重な文化財をデジタルデータ化[4,324万円]
区が所蔵している浮世絵や古文書などの劣化の進みやすい文化財について、適切に維持管理し、歴史的価値を広く伝えることができるようデジタルデータ化します。また、公開方法や展示利用の検討を進め、区民などが文化財に親しむ機会や学術研究への活用を拡大します。

◇多様な「働きたい」を応援!分身ロボットを活用した就労機会を創出[700万円]
外出を伴う就労や長時間就労が困難である重度障害者などの新たな就労機会を創出するため、スマートフォンなどの操作により自宅において短時間でも就労ができる分身ロボットを活用します。

◇来庁不要!オンライン上で手続きが完結する会館施設予約システムを導入[5,646万円]
区民館やコミュニティスクールなどの施設利用予約・決済をオンライン上で完結できる機能を導入します。また、従来施設に加え、学校施設においても本システムの導入を進めることで、施設利用がますます便利になります。

◇区民歯科健診のペーパーレス化に向けた実証実験を開始[5,901万円]

■災害に備えたまちづくり
◇防災DXを推進し、災害時における情報難民ゼロを実現[1億49万円]
災害情報を一元化した防災ポータルサイトを開設するとともに、防災アプリを導入し、災害時における区民などへのプッシュ型※の情報発信を強化します。また、総合防災情報システムを構築し、災害に係る情報共有を効率化し、災害時における避難指示や情報発信の判断・決定を迅速化させます。
※利用者の端末に自動的に配信される方式

■高齢者施策
◇風ぐるまの新規ルート実証運行の実施と電気自動車を導入[2億3,719万円]
風ぐるま(地域福祉交通)を充実させるため、「四谷ルート」「神田ルート」の新規2ルートにおいて週5日程度実証運行を実施するとともに、電気自動車を1台導入し今後の活用を検討します。また、利用者のニーズに合わせた臨時便を運行します。

◇軽度認知障害相当の高齢者などを対象としたプログラムの調査研究を区と医療機関が共同実施[1,576万円]
九段坂病院監修の下、東京都健康長寿医療センターと連携して活動能力や意欲のある軽度認知障害(MCI)相当※の高齢者などを早期から支援する体制をつくります。
※認知症の前段階で、記憶力や注意力の低下がみられる状態

◇データベースを活用した低栄養予防事業を開始[230万円]
国保データベース(KDB)システム※の活用により低栄養リスクが高いことが分かった後期高齢者に対し、保健師および栄養士が保健指導を行います。また、高齢者の通いの場におけるフレイル予防の普及啓発活動や健康相談などを行います。
※国民健康保険団体連合会が「健診」、「医療」、「介護」の各種データを活用して、統計情報や個人の健康に関するデータを作成するシステム

■地域コミュニティ活性化
◇スタートアップ企業間や地域との連携強化、販路拡大を支援[3,085万円]
産業コミュニティ「千代田CULTURE×TECH」※において、オフライン・オンラインイベントを実施します。また、アジア最大級の中小企業振興イベント「SusHiTechTokyo2024」に区と区内スタートアップ企業が共同出展し、千代田のブランド力を向上します。
※スタートアップ事業者と区内の多様なステークホルダー(大学などの教育機関、大企業から小規模事業者、商工関係団体、投資家、金融機関など)で形成

◇産業振興分野における地域課題解決のための取り組みを支援[1,194万円]
東京都のUPGRADE with TOKYO事業※を活用し、スタートアップ企業の持つ新たな技術・手法によって地域の回遊性向上に向けた取り組みを試行的に展開します。また、地域課題解決に資する取り組みを検討し、人や関連企業を地域に呼び込み、まちのにぎわいを創出します。
※都とスタートアップ企業が協働し、都政課題の解決を目指す取り組み

■脱炭素社会の実現
◇中小企業を対象に低炭素建築物の新築または増改築に係る助成額を倍増[2億1,483万円]
中小企業における脱炭素化の取り組みを一層促進するため、区内中小企業を対象に、二酸化炭素削減量1t当たりの助成額を25万円から50万円に拡充するとともに、助成限度額を1,000万円から2,000万円に引き上げます。

◇街路灯のLED化を推進[1億5,800万円]
区が管理する街路灯のうちLED化されていない約5,000基を、令和6年度から令和12年度までの7年間でナトリウム灯からLED灯に変更して、省エネルギー化を実現します。

■詳しくは区のHPをご覧ください。
令和6年度予算の内容を詳しくまとめた「令和6年度区の仕事のあらまし」は、区のHPでご覧いただけるほか、情報コーナー(区役所2階)で有償販売します。

■吹き出しの金額は、主な取り組みを含む事業全体の予算額です
※吹き出しは[]で置き換えています。

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