区民の声から

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区民の皆さんから頂いた声と、それに対する区からの回答の一部を掲載します。

■防犯カメラの配備と利用について
最近増えている凶悪な犯罪の防止には、多くの防犯カメラを設置することが有効だと思います。積極的に防犯カメラを増設してほしいです。
なお、防犯カメラによって集められた情報の管理は、個人の人権の保護等を考慮し、慎重にするべきものと思います。不正な目的や、興味本位に内部で利用することを避けつつ、他の地域でも利用できるようにすることも、望ましいことと思います。

◇回答
区では、区民の皆さんが安心・安全に暮らせるまちづくりのために、公共施設などの周辺道路を写す街角防犯カメラを330カ所に、区立小学校の通学路等に配置する通学路等防犯カメラを294カ所に設置しています。
街角防犯カメラは、今後も増設していく方向であり、4年度からは区立公園も含め、年間15カ所に設置する予定です。既存の防犯カメラの設置状況や犯罪の発生状況等を考慮し、警察署に相談し犯罪抑止効果が高い地域に設置していきます。このほか、町会・商店会・鉄道事業者・大規模小売店舗等が設置する民間の防犯カメラも、現在、区内に約1600カ所にあります。
これらの防犯カメラは、「杉並区防犯カメラの設置及および利用に関する条例」の適用対象となっており、その管理・運用については、プライバシーなどの人権が侵害されることがないよう、次の場合を除き、設置目的以外の利用(興味本位での閲覧等)や、第三者への提供・閲覧は禁止されています(同条例第6条)。
・画像から識別される特定の個人の同意がある場合
・刑事訴訟法や弁護士法など、法令に定めがある場合
・生命、身体または財産に対する危険を避けるため、緊急かつやむを得ないと認められる場合
(担当：危機管理対策課)

■区長からひと言
防犯カメラの設置や特殊詐欺対策、区民の皆さんの地域での防犯活動を通じて、犯罪の機会を与えない・誘発しないまちづくりに取り組んでいきます。

区政への主な意見と回答は、区ホームページでご覧になれます。

問合せ：区政相談課