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特集「すぎなみビト」東京高円寺阿波おどり振興協会学生部(1)

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東京都杉並区


■地域・世代を超えて、多くの人が支えています!
村瀬ちひろ(むらせ・ちひろ)
中央区人形町出身。武蔵大学3年生、20歳。大学のサークルを通して阿波おどりのボランティアチームに参加。コロナ禍での活動を経て現在はチームのリーダーを務める。

Q:ボランティアチームに参加したきっかけは何ですか?
A:私は中央区人形町の出身で、このボランティアに関わるまで東京高円寺阿波おどり(以下、阿波おどり)のことを知りませんでした。振興協会が学生部のボランティアを募集しているという情報が大学のサークルのSNSに流れてきて、興味を持ったことが参加のきっかけです。以前から演劇鑑賞が好きだったので、音響や照明の仕事に携われたらと考えました。

Q:初めて阿波おどりに触れて、どのような印象を持ちましたか?
A:ボランティアを始めた当時はコロナ禍で、阿波おどりの本開催がなく、舞台公演が中心でしたが、目の前で披露される阿波おどりを何度も見ているうちに、その魅力にひかれていきました。踊りはもちろん、プロジェクションマッピングを取り入れた見せ方にはとても感動しました。

Q:学生部はどのようなメンバーで活動しているのですか?
A:今は区内外から集まった高校生10人と大学生3人で編成されています。私がリーダーを務めていますが、他2人の大学生メンバーとともにチームをつくり上げている感じです。高校生も含め、みんながフラットな関係で意見を出し合える雰囲気づくりを大切にしています。居心地の良い居場所だと感じたからこそ、3年間続けてこられたと感謝しています。

Q:ボランティアを通してどのような気付きや成長を得たと感じますか?
A:高円寺は同じ東京でも地元とは全く異なる空気感で、新たなまちを知る面白さを学びました。また、コロナ禍で人と関わる機会を制限されていた時期に、このチームに参加したことで出会えた友達がたくさんいます。学生部では連への取材も行っていますが、取材を通してさまざまな人たちと出会えたことも貴重な経験です。実行委員の方々など地域や大人と関わる機会が増えたことは、自身の成長にもつながっていると感じます。

Q:まもなく開催予定の阿波おどりへの思いをお聞かせください。
A:初めて本開催の阿波おどりを目の当たりにしますが、舞台公演でもすてきで盛り上がるのだから、野外で大勢の観客がいたらどれだけの熱量になるんだろう…!と想像もできません。この一つのイベントを成し遂げるために、踊り手・観客・地域の方々が一緒になって支えています。そういった「作り上げていく」過程がとても興味深く、今後の人生にボランティアチームでの経験を生かせればと思っています。

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